7話 ページ9
ﾚｵ「…？クラピカ、どうした？」
ｸﾗ「…いや、まさか…そんなはずない、だって、
お前、は…」
やっぱり生きてたか、クラピカ
同胞が全員虐殺されたって聞いてるだろうから自 殺するんじゃないかと思ってたのに
とんだ見当違いだったのね
ｺﾞﾝ「？2人とも知り合いだったの？」
『まぁね〜。ねぇ？クラピカ？』
くすくす笑ってると、クラピカは涙ぐんで私を見つめた
ｸﾗ「私を、覚えているのか…？」
『そりゃあね？忘れるわけない、忘れたいのに忘れられないのよ。
特にお前は印象に残ってるよ。
だって、あの事件から逃れられたのは貴方と私だけだもん。
あの場にいなかったお前は、幸せ者だと思うよ。』
ｸﾗ「…お前は、名前は、何故、生き延びているんだ…？お前がやったのか？お前が！！」
クラピカは勢い良く掴みかかってきて、私を押し倒す
周りも驚いているじゃないか
『はぁ？私な訳ないでしょ？あの森にずっと閉じ込められ、忌み嫌われ、そんな事する準備出来るわけないでしょ？！
私はあの時…！！！』
私はそこで口を止める
…そんな事言って何になる？
処刑されるとこだった、なんて言えるわけない
私は口を噤んで、クラピカを退けて立ち上がる
『…私は被害者。忘れないでよね。
それより、早く行こうよ。私が言うのもアレだけど、不合格になっちゃう。』
ｷﾙ「そ、そうだな。行こうぜ。」
そうして、私達は前を追いかけて行く
___…そう、私は被害者
お前らに傷つけられた、ね…
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マカロン娘(プロフ) - こひなさん» ありがとうございます！これからも楽しく読んでいただけたら嬉しいです (2017年9月17日 22時) (
レス) id: 93c7f73346 (このIDを非表示/違反報告)
こひな(プロフ) - 面白いです！これからも頑張ってください！ (2017年8月1日 20時) (レス) id: 925d97959a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マカロン娘 | 作成日時：2017年7月31日 22時
