1話 ページ3
これは、私が幼い時から蜘蛛に入るまでの話…
私は自然の多いクルタ族の森で生まれた
そして、両親もクルタ族
だが、私は村の皆から忌み嫌われた
黒髪に紫の瞳
肌も白く、皆は私を魔女と呼んだ
……いや、両親以外か
お母さんとお父さんは私を忌み嫌ったりしなかった
むしろ、愛してくれた
私はそれだけで良かった
お母さんとお父さんが居てくれればそれで良い
『やだっ…やめて!!』
男「村の災厄の魔女…!気味が悪い!!」
女「やだわ…昨日の傷がこんなに治ってる……!」
男「厄病神にしかならないな、こいつは…。
…やはり殺した方が村の為か」
私を嫌った村人達は、遂に私を殺そうと提案した
翌日、私は縄で十字にされた木に縛り付けられた
『お母さ…っ…お父さん…っ!!助けて!!
死にたくないよぉっ!!』
____…お父さんとお母さんは、私を悲しそうに見上げたが、そっぽを向いた
逃げたのだ
私のことより自分達の方が大事なんだ
それもそうだよね、誰だって死にたくないもんね
母「ごめんね…っ!名前…!!」
父「弱くて…ごめんな…っ!!!」
……こんな魔女の為に死ぬなんて、嫌だもんね?
村長が私の首を刀で飛ばそうとしたその瞬間、
_____…村長の首が飛んだ
一瞬の出来事に私も皆も驚いて呆然とする
しかし、すぐに現実に引き戻される
?「_____…作戦、開始だ。」
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マカロン娘(プロフ) - こひなさん» ありがとうございます!これからも楽しく読んでいただけたら嬉しいです (2017年9月17日 22時) (レス) id: 93c7f73346 (このIDを非表示/違反報告)
こひな(プロフ) - 面白いです!これからも頑張ってください! (2017年8月1日 20時) (レス) id: 925d97959a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マカロン娘 | 作成日時:2017年7月31日 22時