＊酔いが覚めたら ☆ ページ4
涼介side
俺は今、怒っている。
ドスドスと足を踏み鳴らしながら廊下を歩き、乱暴に楽屋のドアを開いた。
宏太「お。山田、おは…」
涼介「結木A！！！！」
ドアに手をついたまま叫んで、ゆっくりと顔を上げると、目をぱちくりさせてるAが俺を見る。
『うん？どったの山ちゃん』
涼介「どうした…？どうしたじゃねーよこの…このバカ野郎ッ！」
『もー、そんなぷんぷんしちゃって』
マンガを読みながら呑気に笑ってるこいつは本当に腹ただしい。
涼介「じゃんぺのアレ！！なんだよ！！」
『あれ…？』
分かっていないのか、マンガを持ったまま考えるように目線を上にしたA。
…忘れたとは絶対に言わせないぞ。
涼介「お、れと…！大ちゃんの！」
『…あぁ、ありやまちゃんね』
一昨日の夜、3人で飲みに行ったけれど、酔いすぎて記憶が曖昧だった。
大ちゃんに聞いたけど特に何も無かったって。
…そう言ってたはずなのに、昨日更新されたAのじゃんぺには大ちゃんの肩に頭を乗っけてにっこにこ笑ってる俺、大ちゃんに膝枕してもらって寝ている俺…なんていう2枚の写真が乗せられていた。
『めっちゃ山ちゃん可愛くない？』
裕翔「それは思った。あれは大ちゃん羨ましい」
涼介「ゆーてぃー！！」
裕翔「ごめんて、やま」
可愛い可愛くない問題じゃなくてだね…？
しかもゆーてぃーまで参戦したら色々ややこしいわ！
涼介「そういうのは本人に許可を得てから載せるもんでしょ！」
『山ちゃんのことだからダメって言いそうだと思ってさ。そーりー』
涼介「あんな、完全に酔っ払ってる姿…」
『大丈夫。エゴサしてみ？みんな可愛い可愛い言ってるはず』
大きなため息をついたあと、俺はAの持っていたマンガを片手でひょいっと取り上げた。
『あ、ちょっと…』
涼介「人と話しをする時はちゃんと置いて」
むっとして「ごめんってばぁ」とマンガを取り返そうとするのを阻止するようにマンガは後ろに隠す。
涼介「次やったらAの家にある進撃の巨人のマンガ燃やすから」
『…いや、ほんとごめん。そこまで怒んないで。怖いよ山ちゃん』
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??(プロフ) - イラストめっちゃかわいいです！ (2019年2月8日 19時) (
レス) id: 754340506a (このIDを非表示/違反報告)
やまりん。 - ゆらさん» いえいえ笑。勉強大変ですよね…苦笑。私の場合、受験さえ終わればマイスマホが手にはいるので…笑。受験生仲間がいて安心しました！ (2018年12月31日 18時) (レス) id: 09cc536070 (このIDを非表示/違反報告)
郁 - 待ってました！！！更新ありがとうございます！ (2018年12月31日 13時) (レス) id: dd638ae3df (このIDを非表示/違反報告)
ゆら(プロフ) - やまりん。さん» ありがとうございます…！！！これからもぜひよろしくお願いします！！ (2018年12月27日 17時) (レス) id: 0a2bbac4f7 (このIDを非表示/違反報告)
やまりん。 - 初絡み失礼します。この作品の大ファンです！私も受験生ですが、勉強頑張ってください！ (2018年12月27日 10時) (レス) id: 09cc536070 (このIDを非表示/違反報告)
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