２ ページ27
ゆっくりと離れた知念ちゃんに、無意識に強ばっていた体がほっと安心したように力が抜ける。
…正直びびったああああああ！！！
侑李「あのさぁ、Aは僕のことなんだと思ってんの？」
『へぁ？JUMPの可愛い可愛いプリンセスだけど？』
侑李「…間違ってはいないけど、」
『認めるんかい』
侑李「僕も男だよ」
じとり、
…とこちらを呆れたような目で見る知念ちゃんに思わずポカンとしてしまう。
『…って』
ぱしんっと、頭に柔らかい衝撃。
大ちゃんが「そこはポカンとするとこじゃねーよ」と笑ってる。
『でも私の中の知念ちゃんはまだまだ赤ちゃん…』
大貴「じゃないの。言いたいことは分かるけど今のはAが悪かった」
『ごめんて…』
怒ってるわけでは無さそうだけど、呆れ顔で知念ちゃんは本日2度目のため息。
侑李「身長はAより低いけど体重はAより重いんだからね」
『…いや体重も多分そんなに変わんないと思う』
侑李「…ほんとそういうとこ」
『え、なにが』
侑李「Aのそういうとこ、可愛くない」
ぴしりとそれだけを言い残した知念ちゃんは薮くんの元へと言ってしまう。
…えええ、どういうこと。
『辛辣…』
大貴「いや、俺も知念と同じこと思ったよ」
『私ってやっぱ可愛くない？』
大貴「うん、可愛いって思ったことない」
さらっと酷いことを言ったのにも関わらずにいつもの声のトーン。
グサリと心臓の脆いところになんか刺さった気がするう。
大貴「ふ、はは、…っ、嘘だって。そんな顔しないでよ、ごめんってば」
『別に大ちゃんに可愛いって思ってもらえなくてもいいし。…ただ悔しいけど大ちゃんは可愛い』
大貴「あーあ、怒んなってー」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 706人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「紅一点」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
梓(プロフ) - ぱぴこ。さん» いえいえ…。大丈夫です。了解しました。体調に気をつけて更新、頑張ってくださいね?応援してます(o^o^o) (2019年12月27日 2時) (携帯から) (
レス) id: db94f04552 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぴこ。(プロフ) - 梓さん» 返信遅れてごめんなさい！リクエスト大丈夫です！！ (2019年12月23日 20時) (レス) id: 443f735227 (このIDを非表示/違反報告)
梓(プロフ) - リク、大丈夫ですか??こちらでも、結木ちゃんとけーととの絡み見てみたいです。まぁ、ダメなら消してもらって構いません。 (2019年11月21日 22時) (レス) id: 1524a2bcba (このIDを非表示/違反報告)
梓(プロフ) - すーさん» 良かったです!!リクは今のところないのでありしだい、よろしくお願いします。 (2019年11月16日 16時) (レス) id: 1524a2bcba (このIDを非表示/違反報告)
すー(プロフ) - 梓さん» 認知してます！こちらでもありがとうございます〜！受け付けてますよ！ (2019年11月15日 17時) (レス) id: 443f735227 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
