うちの娘。 ページ19
大貴side
Aも裕翔もいない楽屋はいつもより心做しか落ち着いていた。
楽屋に入ってきた薮ちゃんは、この光景に少しびっくりしたように｢あれ、Aは？｣と首を傾げた。
大貴｢セクゾの楽屋｣
宏太｢またかよ。あいつそろそろSexy Zoneですとか言い出すぞ｣
大貴｢あいつならありえる｣
裕翔はドラマの撮影があるから仕方ないとしてさ！！なにやってんだAは！！
またどうせちょっかい出してるんだろうけど！
光｢どーする？呼び戻す？｣
大貴｢んや、そろそろ戻ってくるんじゃ…｣
俺がそう言いかけたこのタイミングで、楽屋のドアが開いて妙にテンションの高い…いや、いつもか。上機嫌なAが帰ってきた。
慧｢おかえり、A｣
『ただいま、伊野尾ちゃん！』
慧｢みんなAがいないから寂しいって｣
『え、そうなの？やっぱみんな口に出さないだけで私のこと大好きだよねぇ』
ニヤニヤしながら俺らを見るA。
…話には加わって来なかったくせにテキトーなことを言う伊野尾ちゃんをじろりと睨むけど、本人は楽しそうに肩を揺らしてる。
ただ、どこか否定出来ずにいるのが悔しいところ。
『なーに、私が後輩ちゃんのとこばっか行ってるからみんな寂しいの？』
宏太｢そーだなあ、山田あたりは不安なんじゃない？｣
涼介｢なんっでそこで俺の名前出すの！！なんも言ってないじゃん俺！！｣
山田は読んでいた漫画を閉じて、勢いで立ち上がった。
『あ、だいじょーぶ山ちゃんがヤキモチ妬くのはいつものことだから』
涼介｢俺がAのこと大好きで他のとこ行くの嫉妬してるみたいな言い方やめて頂きたい｣
『そんなこと言いながら私のこと大好きなくせに♡』
涼介｢…腹立つ｣
『否定はしないんだ』
薮ちゃんが話を振ったのが山田で良かったと思ってる自分がいる。
…もしも俺に来た時、俺ならなんて答えてたか。
未だにニヤニヤしてる伊野尾ちゃんになんだかムカついて、口パクで｢いのちゃんのばかやろう｣って言ってやった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 706人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
梓(プロフ) - ぱぴこ。さん» いえいえ…。大丈夫です。了解しました。体調に気をつけて更新、頑張ってくださいね?応援してます(o^o^o) (2019年12月27日 2時) (携帯から) (
レス) id: db94f04552 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぴこ。(プロフ) - 梓さん» 返信遅れてごめんなさい！リクエスト大丈夫です！！ (2019年12月23日 20時) (レス) id: 443f735227 (このIDを非表示/違反報告)
梓(プロフ) - リク、大丈夫ですか??こちらでも、結木ちゃんとけーととの絡み見てみたいです。まぁ、ダメなら消してもらって構いません。 (2019年11月21日 22時) (レス) id: 1524a2bcba (このIDを非表示/違反報告)
梓(プロフ) - すーさん» 良かったです!!リクは今のところないのでありしだい、よろしくお願いします。 (2019年11月16日 16時) (レス) id: 1524a2bcba (このIDを非表示/違反報告)
すー(プロフ) - 梓さん» 認知してます！こちらでもありがとうございます〜！受け付けてますよ！ (2019年11月15日 17時) (レス) id: 443f735227 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
