第７５話(訂正済み) ページ31
並盛町PM21:00。
静かな住宅街に響く音は確実に何かを殴る音であり、殴られた男は身体も顔も傷だらけで喋るのもやっとと言わんばかりに見上げる。
「よえーよえー風紀委員恐るる足らーず!!」
「貴様ら⋯何者だ⋯⋯」
「んあーー?遠征試合にやって来た、隣町ボーイズ?」
「それつまんないよ⋯早く済ましてよ、犬」
舌足らずの男と眼鏡の男は冷たく見下ろすと、舌足らずの男はある物を持ち出し男の髪を掴む。
「な、何をする気だ!?」
「恨まないでねー上の命令だから」
やめろ、という声は紡がれる事無く住宅街に一つの叫び声が響いたのだった。
閑話休題。
Aが自室で身体を休めようとした所、草壁から風紀委員の一人がまた殺られたという報告を受けた。
「チッ⋯またか」
確実に歯車は回り始めている。
止める事なんて出来やしない。
苛立ちを隠す事無く僕はおもむろに立ち上がり、スマホを操作し幼馴染に連絡する。
「はい、笹川です」
「京子、了平起きてる?」
「Aさん!!お兄ちゃんはまだ起きてるよ。変わるね」
ーー僕が出来ること。
せめて、京子が苦しまないように了平を守りきる。
「極限にどうした!!」
「⋯気を付けて」
「A?」
「並中の生徒がまたやられた。万が一僕に何があっても京子を一人にするな。了平、君も一人にならないで」
言いたい事だけ告げて僕は一方的に電話を切る。僕は負けない。負けられないんだ。
雲雀恭弥として僕は僕の道を歩む。
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雪兎 - あの///歌の題名教えて65話の/// (2017年10月21日 22時) (
レス) id: e0161950e8 (このIDを非表示/違反報告)
すず@クローム髑髏(プロフ) - 麗菜さん» ありがとうございます!!! (2014年9月13日 14時) (レス) id: 18865a607e (このIDを非表示/違反報告)
麗菜(プロフ) - 歯車が動き出すっっ・・・・と思うとテンションが上がりました (2014年9月13日 14時) (レス) id: d7f20ec1ad (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - ですね-w/ (2014年9月12日 22時) (レス) id: 03b05e44d0 (このIDを非表示/違反報告)
すず@クローム髑髏(プロフ) - トモさん» 立ってますねwww夢主頑張れ…←私が書くんだけどね (2014年9月12日 22時) (レス) id: 18865a607e (このIDを非表示/違反報告)
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