第７０話(訂正済み) ページ26
「るせぇ!!」
「とっ、歳の差考えやがれェ!!」
「何歳だ」
「15だけど」
「イタリアなら関係ねェな」
スクアーロのツッコミが炸裂した所で放心状態だったジルとベルが真っ先に反論した。
「ボスにはやんねーし!!」
「おっ、王子のだし!!」
「あら、モテモテね〜」
「僕君達の物じゃないから。僕は僕の物だよ」
人権無視っていう言葉知ってる?
だが此処は何でもかんでも規格外のヴァリアー。人の話は聞いてない。マーモンに慰めとも取れる生暖かい目を向けられながらも未だに言い合ってる大人達と約2名の子供の頭にタライを落としたのだった。
「いっ、幻術!!?」
「マーモン、ありがとう」
「別にこれぐらいどうってことないよ。ボス、ベルにジル⋯彼女の気持ちを無視して話進めるのやめなよ」
選ぶ権利はあるだろう?と言うマーモンに全力て同意する僕。まぁ、この事で余計気に入られたとか言うまでもないよね!!
「⋯あのさ、離れてくれない?」
「やだ」
「Aはボスみたいなカッケー男選ぶのかよ」
僕の両脇にくっつく双子、でもあのボス猿に憧れてるのは確かな様子。膝に座るマーモンもやれやれ⋯と肩を竦めながらお札を数えている。
「僕は顔とかで選ばないよ。それにそういうのよく分からないんだ。ちゃんと考えてるけどね」
考えが着くまで待ってて欲しい、そう言うと双子達は若干不服そうだがいつも通り「ししっ」と笑い始める。
「ボスにはぜってー負けねーし」
「だから、俺を選んでくれよ。A」
両頬に柔らかい感触がしたのは一瞬で
「⋯な、なっ⋯⋯!!?」
「君達、覚悟はいいかい」
「何でマーモンがキレてんだよ」
ーー同時に、彼奴を思い出したなんて言える訳ない。
頬へのキスは親愛、愛情。
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雪兎 - あの///歌の題名教えて65話の/// (2017年10月21日 22時) (
レス) id: e0161950e8 (このIDを非表示/違反報告)
すず@クローム髑髏(プロフ) - 麗菜さん» ありがとうございます!!! (2014年9月13日 14時) (レス) id: 18865a607e (このIDを非表示/違反報告)
麗菜(プロフ) - 歯車が動き出すっっ・・・・と思うとテンションが上がりました (2014年9月13日 14時) (レス) id: d7f20ec1ad (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - ですね-w/ (2014年9月12日 22時) (レス) id: 03b05e44d0 (このIDを非表示/違反報告)
すず@クローム髑髏(プロフ) - トモさん» 立ってますねwww夢主頑張れ…←私が書くんだけどね (2014年9月12日 22時) (レス) id: 18865a607e (このIDを非表示/違反報告)
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