第６３話(訂正済み) ページ19
「ツナさん、迎えに来ましたよ!!」
「一緒に式場に行こっ!!」
「京子ちゃんにハル!!⋯え、誰!?」
「Aさんだよ!!私の幼馴染でお姉ちゃんなの」
僕の姿を見てバレてない辺り、相当沢田綱吉は鈍いのだろうか。目つきの悪さはメイクで若干和らいでるが僕を知る人が見れば一発で分かるだろう。
「⋯A。よろしく」
「よ、よろしくお願いします!!」
自己紹介も程々に教会へ向かうと、新婦控え室に通される。そこにはウェディングドレス姿のビアンキが居て、あまりの綺麗さに周りも言葉を失っている。
「A、来てくれたのね」
「赤ん坊に脅されたからね」
蕁麻疹出そうだが我慢する。
折角のめでたい席に水を差す様なことはしないよ。
「はひーー!!」
「素敵!!」
「マジ綺麗ーー⋯」
ハル、京子⋯そして沢田綱吉の絶賛する声にビアンキは幸せそうに微笑む。
あの赤ん坊が結婚するなんてね、引っ掛かりを覚えるが僕は新婦控え室から出て新郎控え室に向かう。
「赤ん坊?入るよ」
と、入ると椅子に座っている赤ん坊。
不自然なぐらい静かな赤ん坊に違和感を抱いた時、沢田綱吉が入ってきた。
「Aさん⋯⋯?」
「⋯何」
「リボーンと知り合いだったんですか?」
「赤ん坊と?まぁ、誘われたからね」
この時の僕は気付いていなかった。
呼び方を変えていない事に⋯⋯。
「じゃ、ぼ⋯私は式場に行くよ」
「は、はい」
部屋を出た瞬間、ガシッと腕を掴まれ思わず不可抗力で振り払うと驚いた顔をした⋯⋯跳ね馬!?
「お前⋯あの時の⋯⋯」
「⋯どうも」
「本当に、あの時は悪かった!!詫びは今からでも⋯」
「もう過ぎた事なので」
「じゃ、じゃあ名前だけ!!」
なんでこんなに必死になっているのだろうか。
「A、僕はAだよ」
「Aか!!俺はディーノ。よろしくな」
苗字は言っていない。
どうせ調べるだろうし、まぁ調べられない様にしたけどね。赤ん坊の事もあったからセキュリティーレベルを上げたよ。
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雪兎 - あの///歌の題名教えて65話の/// (2017年10月21日 22時) (
レス) id: e0161950e8 (このIDを非表示/違反報告)
すず@クローム髑髏(プロフ) - 麗菜さん» ありがとうございます!!! (2014年9月13日 14時) (レス) id: 18865a607e (このIDを非表示/違反報告)
麗菜(プロフ) - 歯車が動き出すっっ・・・・と思うとテンションが上がりました (2014年9月13日 14時) (レス) id: d7f20ec1ad (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - ですね-w/ (2014年9月12日 22時) (レス) id: 03b05e44d0 (このIDを非表示/違反報告)
すず@クローム髑髏(プロフ) - トモさん» 立ってますねwww夢主頑張れ…←私が書くんだけどね (2014年9月12日 22時) (レス) id: 18865a607e (このIDを非表示/違反報告)
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