僕のリングは闇と雲…僕は雲雀恭弥成り代わり (ページ44)

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第１６９話ページ44

そして、了平の無茶ぶり１０メートルルールでなんとか円陣に入らずに済んだ

ク「…Aさん。気を付けて」

貴「クローム、これ付けときなよ。」

僕の腕に付けてある、ブレスレット

ク「…え」

貴「僕、落としそうだからね((ｸｽｯ」

だから……

貴「持っててくれる？」

ク「…うん」

チェル「A様はこちらへ」

着いた先は…………………

生徒会室

チェル「雲と闇のリングはポールの頂上にあります」

チェル「では、始めましょう」

グサッ

貴「…っ」

デスヒーターじゃない…

これは…………

チェル「ただ今、守護者全員にリストバンドに内蔵されていた…毒が注入されました」

チェル「デスヒーターと呼ばれる、この毒は瞬時に麻痺させ、立つことすら困難にします…そして全身を貫く燃えるような痛みは徐々に増してゆき、３０分で絶命します」

チェル「ただし、闇は別の毒ですので。悪しからず…徐々に視力、腕力が失われる毒ですので。闇の無効化は効きません。」

ヤバイ…

目が見えな……

チェル「大空であるボスの使命は『晴・雷・嵐・雨・霧・雲・闇。すべてに染まりつつすべてを飲み込み包容する』ことが大空の使命」

も…

聞こえな……

チェル「ただし、闇はリングが二つ要ります。大空のリングと雲のリングです」

人に助けられくないな

僕は一人でやらないと

僕は僕らしく、例え視力、腕力が失われようが

誰の力も借りない

貴「…っ」

もう大空戦が始まったよね

腕力がダメなら………

バキッ

貴「足技で勝負だ((ﾆﾔｯ」

※Aの母直伝の回し蹴り(三回転)

カラン…

カチ

シュウゥゥウ

視力は戻ったね……

ドクンッ

『危なっかしいよね。もう見てられないよ』

何、出てこないでよね

『君と僕は一心同体、苦しみも半分こさ…これジョットがよく言ってたよね』←

ハァ…

『ねぇ、久々に暴れたいんだけど…』←

君、生まれてくる性別間違えたよね

『君に言われたくないな』

まぁ、貸してあげるよ。１つになった時…鈍ってたら大変だからね

僕と前の僕の精神を入れ換える

貴『さぁ…始めようか？』

トンファーを捨てて

有幻覚で手錠を作った

貴『…………行くよ』

僕は僕らしく

我が道を突き通すから