僕のリングは闇と雲…僕は雲雀恭弥成り代わり

第１４３話 ページ17

貴「…群れたくない、出ていけ」

獄「なっ」

貴「…じゃ、僕が出ていく」


フラ…


ツ「ま、まだフラフラなのに!!!」

恭華「考える時間が欲しいんだよ。あの子、自分が制御できてない」

睦月「…ほっとくのが一番だ」

リ「…まぁ、アイツが嫌いな物の関係者だと知ったからな」

恭華「？どういうこと？」

睦月「…ま、まさか。Aに彼氏が…」

恭華「五月蝿い」


ドカッ


睦月「う…」

恭華「あれ？了平くんは来てないのね」

ツ「お、お兄さんなら…京子ちゃんと来るかと」

恭華「そう」







貴(僕は…マフィア…の娘)


骸の嫌いなマフィアの…

けど、母さんたちは門外顧問

僕が作った門外顧問所属だった



貴「…っ」

？「…A？」

貴「…毒サソリ…」

ビ「どうしたの、あなた入院してたんじゃ」

貴「…脱走してきた」

ビ「そう…泣きそうな顔してるわ。どうしたの？」

貴「…関係ない」

ビ「一人で抱え込むのね…いつか爆発するわよ？話してみなさい」

貴「……僕はマフィアの娘なの?」

ビ「!?」

貴「…母さんと父さんはボンゴレ門外顧問。僕はマフィアの娘…?答えて…答えてよ…っ」

ビ「…マフィアの娘よ。私もマフィアの娘だもの、小さい頃から殺しとか見てきた。」

貴「…アイツが嫌いなマフィア…の娘…なんだ…」


嫌われる

今度こそ、独りだ………


ビ「…恋の悩みかしら？」

貴「…っ／／ｺｸ」

ビ「…好きなのはマフィア嫌いの六道骸ね？((ｸｽｯ」

貴「!?／／／」

ビ「そう…でも、それで嫌う男はその程度の男よ。覚えときなさい、愛にはそんなもの関係ないの。好きなら好きでいいのよ」

貴「……っ」

ビ「辛かったでしょう?泣きなさい、貴女は子供よ。今は風紀委員長の雲雀恭弥じゃない。貴女はただの雲雀Aなのよ」

貴「…っ…嫌…われ…ちゃ…怖…ぃ…も…やだ。怖…い…っだ…ぁぁあっ」

ビ(嫌われると思ったのね…こんなに痩せ我慢して…素直なんだが素直じゃないんだが…)


ずっと毒サソリは、背中を撫でてくれた


貴「…ｸﾞｽｯ」

ビ「今日は霧よ、見に行くの？」

貴「ｺｸ」

ビ「…そんな顔じゃ会えないわね…こっちよ」

貴「…？」

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