料理人は鳥野のマネ

32話 ページ38

「おい！後で後頭部狙うサーブ教えて！」

月島「あっ、僕にも教えてね〜」


早速弄り倒してら、、めちゃくちゃ生き生きとしとるわァ




「国見！」


国見さん？のアタックを月島がブロックし、影山がカバーに向かった


うん。月島もうちょいレシーブの練習しよか






田中「レフト持ってこい！」

澤村「ライト！！」



相手は多分、速攻はないなぁとか思うとるんやろなぁ






ゴッという音が聞こえる気がするほどの飛び出しを見せた日向


キュッとシューズが音を立て、飛ぶ

その瞬間、影山のトスが上がる








「！？何あれトス！？」

「そっから速攻！？」




『んッふふ』

清水(Aちゃん楽しそうな顔してるなぁ)









影山「日向！」


影山「悪い。今のトス少し高かった」


日向「許してやらなくもない！
、、！！いだっいだだっ！痛い！」


フフ、、相変わらずのコンビやなぁ







「、影山が、、、」


「謝った、、？」





『、、？？』


清水「、、どうしたの？Aちゃん」

『いやぁ。相手の1年、やけに影山が謝ると驚くなぁと』

清水「たしかに、、そうね。」






なんかあったんやろなあ
まぁ、私が突っ込むところやないのは分かるけどな









ピーッ





「一本！」

「ナイッサー！」




田中「縁下頼む！」

田中「オーライ正面だ任せろ！」



影山「ナイスレシーブ！」


ホンマに初期にあんなんがあったとは思えんほどきちんとしとるなぁ、、かんどーするわ






そして、田中と日向が同時に飛び出し、影山がトスを上げる準備をする


この時の光景は時が止まったみたいで幻想的で
何気なくすきだ









影山(今、、、、、、、、、ココだろ！！！)



影山の正確なトスでボールが日向の手の中に収まり、バンッと音をたて、相手のコートにボールを入れた




「あ、、、え？」






日向、影山「｢っしゃ!!!｣」

田中「アッシ！！」

澤村「おーし！」

菅原「よっしゃ！」

月島「出たよ、、変人トス＆スパイク、、」

『フフフ、、めちゃくちゃ驚いてますねぇ
マァ？こんな早いとは思わんかったんやろか』

清水「こんな速攻あんまり見ないもんね」

武田「凄い、、羽が生えてるみたいだ」
『そうですねぇ。まるで、、烏ですね』

漆黒の羽を生やした烏
、、ンン〜っいいねぇ！



「！？なんだ今のはえぇーーっ！！」

その瞬間、ドワッとその場の空気が烏野に変わった気がした

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