5振り目 ページ6
こん「お待ちしておりました。こんのすけと申します」
瀬戸「本丸の中は広いです。彼に案内してもらってください」
『分かりました。何から何までありがとうございます』
瀬戸「何度も申しておりますが、この本丸の刀剣男士は練度が高いのでかなり危険です。くれぐれも命を落とさぬよう…」
『安心してください。僕は強さには自信があります。瀬戸様の、時の政府様の期待に必ず応えてみせますので』
瀬戸「何かあれば先程教えました連絡先に一報ください。こちらでできることは何でも致します」
『はい』
瀬戸「では私はこれで。ご武運を」
そう言い残し瀬戸さんは帰還した。
中にいる刀剣男士たちの心配もあるがここの主である羽香を確保するのが最優先。
『こんのすけ。大広間の場所と審神者部屋を教えてくれ』
こん「門をくぐりまして右にずっと進みますと庭がございます。庭から入ってすぐの部屋が大広間になります。審神者部屋は大広間を背に左へ進みますと階段があり登るとすぐにございます」
『分かった。後は俺一人で大丈夫だ。戻ってくれていい』
こん「ですが……!!」
『これから世話になるんだ。ここで怪我されちゃ元も子もない。気がかりが残るのであれば役人を数人ここに呼んでおいてくれ。羽香はすぐに捕まえてやるから』
こん「分かりました。ではこちらをお持ちください」
『これは?』
こん「その鈴を鳴らしていただければすぐにA様の元へ参ります」
『なるほど。了解した』
こん「瀬戸も言ってましたがここは大変危険です。命を落とされぬよう。ご武運を」
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作者名:秋 | 作成日時:2023年6月10日 22時