上層部の犬をやってたら審神者になりました【呪術廻戦×刀剣乱舞】 (ページ3)

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２振り目ページ3

瀬戸「ブラック本丸が生まれないよう監視をしているのですが数が多い故、目が行き届かない場所もございます。恥ずかしながらまた一つブラック本丸が生まれてしまい、対処する為にその本丸について調べていたところ審神者として上に立っていたのがあなた方の探している呪詛師でした」

　審神者は刀剣男士など知らない単語がどんどん出てきて頭がパンクしそうだが驚きなのは虐待行為を行っているという事実だ。

　話によれば、刀剣男士は審神者がいないと人の形を保てない。だから必然的に主従関係が生まれる。それをいいことにって訳か。

　そんで俺らが追っている奴も虐待行為をしてる。どこまでもクズな人間だな。

上層部「お前には呪詛師の確保を命じる。必要な情報を得た上でこちらで処刑する。くれぐれも本丸で手を下さないことだ。いいな」

『かしこまりました』

瀬戸「呪詛師の確保が終わった後に三条様にはもう一つ依頼をしたいのですが…」

『……？何でしょうか』

瀬戸「先程も申しましたが、三条様が行くのはブラック本丸です。身体も心もボロボロになっている刀剣男士しかおりません。彼らを助けてほしいのです」

『私には審神者のような力はございません。使えるとすれば反転術式のみです。なのでそちらの依頼には……』

瀬戸「いえ。眠っているだけで三条様にはその力がございます」

　俺に審神者の力が眠っている？

　物に眠る心を具現化なんて今までした事がないしそんな予兆もなかった……いや、一つだけ思い当たることがある。

　俺が高専にいた頃に出会った＿＿＿＿という人物。出会うのがもう少し遅ければ死んでいたかもしれないというレベルでボロボロになっていたところを覚えたての反転術式で治した。

　昔から呪力が多かったから他者より早く治せることができるのだがあまりにも治るスピードが速かったのを覚えている。それに加えて奴の所持していた刀もいつの間にか新品同様に輝きを取り戻していた。

　もしかして無意識に審神者の力、霊力を使えていたのか？