トップを目指して【ドルメンX】 (ページ6)

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Song5 ページ6

Ｎｏside

―ダンスレッスン―

　5人は画面に映っているライブ映像を見ていた。

ヨイ「やっぱりつぼみは可愛いな～」

先生「これ振り付けしたの私よ」

ヨイ「え、そうなんですか？」

先生「みなさんにはこの踊りを完コピしてもらいます」

隊長「女の子のダンスを？！」

　男性陣4人の顔が曇る。女性アイドルは可愛さが全て。だから振り付けも基本可愛いものが多い。可愛らしい振りを男が踊るのは多少の抵抗があるだろう。

先生「ノー問題ノー問題。この振り付けにはダンスの基礎が詰まっているのよ。そうよ！笑顔キラキラ～！猫にゃんにゃん！ぶりっぶりぶり～！頑張んのよ～！」

イチイ「マジかよ…」

サイ「すげー恥ずいんだけど」

　先生の話なんて誰も聞いていない。全員が女性アイドルの完コピに絶望している。それに気付いた先生はさっきまでとは全く違う声で注意をした。

先生「早くやれよ。恥はこの世で一番いらねーんだよ」

「「はい」」

　これから地獄の特訓が始まる…。