トップを目指して【ドルメンX】 (ページ4)

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Song3 ページ4

羽多野「あ、紹介するわ。お前らKirariって知ってるか？」

？「はい！完成されたダンス。女性から支持されるほどの美形。全員が雑誌の専属モデル。今この日本で知らない人はいないトップアイドルですよね！」

「詳しいのね」

羽多野「こいつKirariのセンター、アヤ。ついでにイチイ。お前をこの事務所に推薦したの俺じゃなくてこいつやから」

　イチイくんって言うんだ。改めて見るといい顔してる。なんか吹っ切れたような顔。

ヨイ「えっと、私ヨイって言います！Kirariのメンバーに会えるなんて光栄です！」

隊長「俺は河合隊長。夢は地球征服だ」

ニイ「ちょっと隊長！あ、僕はニイです」

サイ「サイです」

イチイ「イチイです。あの、ありがとうございます」

　個性的なメンバーの集まり。これはKirariが越されるのも時間の問題かもしれない。だとしても私は彼らをトップにさせたい。何故だかそんな気持ちが溢れてきた。

「さっき羽多野社長が言ってたけどアイドルとはってことを常に考えた方がいいよ。歌手でもなくダンサーでもなく、俳優でもなくアイドルを選んだからには理不尽なことも起こるかもしれない。そんな時に毎度落ち込んでいると長くは続かない。自分の中でアイドルとは何だろうって考えてその答えに向かってそれぞれ頑張ってほしい。多分みんなはKirariを越せるかもしれない」

ヨイ「そんな、恐れ多いです！」

「現状の話ね？これから先みんなの心がバラバラになったらトップどころか有名にすらなれない」

隊長「が、頑張ります！」