トップを目指して【ドルメンX】 (ページ16)

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Song15 ページ16

イチイside

― 事務所 ―

羽多野「サイ、ようやった。これから先も頼むぞ」

サイ「はい！」

羽多野「隊長もよくやった」

隊長「隊長に怖いものはない。ありのままの自分でいくだけだ」

ニイ「ファンがいる人は違いますね～」

イチイ「よ、隊長！」

　今日のライブは大成功に終わった。隊長はナナコというファンをゲットしてご機嫌だ。俺には隊長みたいなファンはつかなかったけどアヤさんが見に来ていたからそれで満足。変装していたから3人は気づいてないけど俺はすぐに分かった。

羽多野「この勢いで隊長とイチイは舞台を、ニイはミュージックビデオの撮影を頑張ってくれ」

「「はい！」」

羽多野「もう少し人気が出ればの話やけど、お前らの曲のミュージックビデオ作るのもありやなって考えてるから」

　俺らのミュージックビデオか…。地球征服への道がどんどんできてきてる。次は舞台の合宿。まぁ隊長もいるし余裕っしょ！

羽多野「もしもし。羽多野です。はい。え…。はい。すぐに伺います」

サイ「どうしたんですか？」

羽多野「アヤが…」

ニイ「また…」

羽多野「何者かに刺されたって…」

イチイ「えっ…」