ひろおみ (ページ8)

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同行ページ8

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広臣「今回のライブもね、PKCZ 同行すんの

楽しみだなあ～、」

『私は？私は同行出来ないの？』

言ってから思った、

私重い、

『嘘！今の忘れて』
広臣「やっと言ってくれた、ワガママ。

ほんっとAって我儘言わねえよな」

だって

広臣「重いとか思ってんの？俺そんなの気にしないけど」

『、ほんとに？』

広臣「嘘は言いません。」

「じゃあ同行していいの、？」

広臣「うん、てか連れてくつもりでもう取り合ってる、やるでしょ俺。」

たまに出るナルシスト発言、

まあ間違っては無いけど、でも。

『いつ？私仕事あるかも。』

広臣「え～っとね、、再来月くらい？」

まだアバウトなんかい！

広臣「また詳細決まったら言うし、無理だったらまた違う公演のとき誘うけど、」

『大丈夫、有給溜まってるし』

広臣「そ？ありがと、ここ来て」

こっちこっちと言いながら、自分の座ってるところをポンポン叩く

広臣くんの前に座ると後ろからギュッと、いつものように、でもいつもよりなんとなく優しく抱きしめる。

広臣「 A 、」

『ん？』

広臣「 A 、手の平サイズにしてポケットに入れて毎日運べたらいいのに、」

なんか珍しい。

普段そんな空想的なこと言わないのに

『広臣くん？』

静かになった広臣くんの頭が私の肩に乗るのを感じてそっちを見ると、規則正しい息の音が聞こえた。

なんだか身体の中が擽ったくて、お疲れ様とひと声かけてから、私もそのまま眠った。

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