通 学 途 中

POLESTAR 8 ページ8

.







_____ 隆二って呼んでよ


_____ あっ 、Aです





／／／ ♡

家に帰ってお風呂に入ってから 、
今日の出来事を振り返る 。



、、

夏恋ちゃんが来るまでの たったの10秒 …







可愛い髪型に ピンクのチーク さらには長い睫毛 ...




夏恋ちゃんを思い起こしていると

同時に あの言葉まで 思い出す 。





_____ 俺はまだダメだ 、何もねぇから あいつを守ることが出来ねぇ






ハァ 、



あんなにかっこよくても 、ダメなのか 、？




よし 、私も 頑張ろう 。








そう決意したなら 行動は早く 。



翌日いつもよりも急ぎ足で教室を出て学校を去り 、

コンビニに寄らずに家へ直帰 。



帰って部屋に着き次第 、ママのメイク道具を見当たったものをとりあえずカバンの中に入れて また出発









隆二「 いらっしゃいませ 、、



え？ Aちゃん 大丈夫 、？ 」


え 、？


そこに運悪く 夏恋ちゃんも到着 。


夏恋「 どうしたの 〜？




… え！？ Aちゃん 、そのメイク どうしたの？(笑)」







もちろん 、親の言う通りに生きてきたのだから 、メイクなんてしたことない 。


ただ 思ったままに 、チークを塗り アイシャドウをいれただけ 。


２人から 奇妙な目で見られて
居ても立っても居られなくなり 、私はコンビニを抜け出し 近くの公衆トイレに行き メイクを落とす 。







でも 、これでも 、

もしかしたら 可愛いと思ってくれるかもしれない 、

って期待して …


私 、バカみたい 。







.

POLESTAR 9→←POLESTAR 7

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す