通 学 途 中

POLESTAR 4 ページ4

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私は 岩田くんのように 仕事もやりたいこともハッキリしていない 。



私 、何がやりたいんだろう 。









塾に行く前に 今市くんのいるコンビニに寄る 。

その時だけが 、私らしい 、私な気がする 。



『 あの … 』

今市「 おぉ！ 今日も肉まん？？ 」

『 はい 、』


あああ 、今日も かっこいい 、♡

今市「 おっけー 、んーと ...





あ！ごめん今日肉まん切らしてて …

俺のオススメ 、スパゲッティまん なんてどう？ 」



そんな彼の提案に 私より早く応答したのは

もう１人の コンビニでバイトしてる男の子だった 。



「 うーわ 、なにそのまずそうなもん ... 」

今市「 俺さっき食べて美味かったんだって ！ 」

「 嘘つけ 、お前〜 」


レジ前にいる私を挟んで 、商品を並べている彼と今市くんが話を展開する 。


「 おい あんた 、無理して買うことねぇから 。」


そんな彼は 最後に私に 話を振る 。

急に振られた私は ただただ頭を下げるだけで 。



今市「 いや 、マジで美味いから 。」



でも 今市くんにこう言われたら そうなるわけで 。

『今市さんがそう言うなら 買います 。』


今市「 マジ？！ ありがとう！」




そう言った今市くんは 、私に握手を求める 。

握り返すか迷っていると 無理やり掴まれて ブンブン振られる始末 。







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