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ハ(相変わらずモリ先輩は無表情で何考えてるか分かんないけど、冷静に見えてもこうゆう時って…)


崇「あ」


モリ先輩がこけた


光「モリ先輩が…」

馨「まるで殿のようなドジを…」


環「なにをッ!?」


ハ(やっぱりかなり心配なんだなあ)


鏡「おっと、スコールタイムか」

ぽつぽつと雨が降り出した



ハ「モリ先輩って、ハニー先輩とすごく仲良いですよね。
幼馴染とかですか?」

光「あの2人は」

馨「従兄弟だよ」


ハ「えっ?!親戚だったんですか?」


鏡「銛之塚は、代々埴之塚に使えてきた家柄だよ」


ハ「へえ〜、、そう言えばAちゃんってなんで昨日部活来なかったんです?また風邪とか」


鏡「さぁな。学校すら来なかったぞ」


光「俺達もあんまり先輩の家の事しらなーい」


馨「先輩ってば俺らの家のことはぜーんぶ頭に入ってるのに、自分のことは聞かないと教えてくれないもん」


ハ「聞いたら教えてくれるんですか?」


環「それはどうだろうな」


環が静かにそう呟いた


環「自分の言いたくないことくらい一つや二つあるだろ?
それと同じで、Aは自分の家のことは口に出したくないのかもしれない。」


ハ「環先輩と鏡夜先輩は、Aちゃんと仲良いですよね
何か知ってることくらい…」


ハ(あれ、何で自分こんなにムキになってるんだろう
でも…Aちゃんの家のことは何も知らないし、)



鏡「それはA自身の口から聞いた方がいいんじゃないかな?ハルヒ」


ハ「自分で…」


ハ(そっか、そうだよね)

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作者名:すーちゃん | 作成日時:2023年8月9日 12時

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