検索窓
今日:12 hit、昨日:2 hit、合計:1,557 hit

28 ページ29

_ 環に運ばれてる最中のこと _


環「…痛く,ないのか?」

目線はこっちに向けずにそう僕にいう環


『まぁ、痛いっちゃ痛いよ
でもハルヒに大きな怪我がなくてよかった』

大事な大事なハルヒが怪我なんて負ったら、みんな心配しちゃう


環「ハルヒハルヒって、そんなにハルヒが大事なのか?」


『…どういう事?』


環「お前はもっと自分を大切にした方がいいって言ってるんだ!
下手して重症だったら…」


『…はっ、ふふっw』


思わず笑みがこぼれてしまう

環「なっ!なにっ!?」


『環は心配性だな〜って思って!
本当に大丈夫だよ、今回は打ちどころが悪かっただけ』


保健室の前で降ろしてもらい、環に顔を向ける


『ありがと!今日は保健室行ったらこれで僕は帰るから、また明日』


環の返事も聞かずに扉を閉める



_____



「買いましたわ!例のビデオ!」


「あの雨のシーンが最高でしたわ〜!」


「孤独の王子様…」


「光様と馨様の深い関係がたまらなかったわ〜っ!」


「A様のあの表情もいつもと違って素敵でしたわ…」



環「鏡夜」


鏡「レンズを壊したってすでに撮影した映像は当然残ってるさ。
勿論、例の暴力シーンはカットしてある。
売り上げはまあまあだな、流石ハリウッドの一流スタッフ、いい仕事を残してくれた。」


常陸院「「面白いことってコレ?」」


鏡「部費は多いに越したことはないだろう」


ハ(この人、一旦どの辺から計算を…)


『僕も買ったんだ〜!結構面白かったよ?』


「A様も見ましての?!あのシーン…」


『あ!うんうん、分かるソコ良かったよねー!』


「ハニー君の冷たい視線が…」


『え〜っ、そこあんまり見てなかったなー今度見返すね!』


ハ(Aちゃんも何意気投合してるんだか…)


れ「ごきげんよう」


環「あれ?フランスに帰ったんじゃ…」


れ「私気づいたんです、あの時身を挺して庇ってくれた優しさ…時に厳しく諭してくれた深い愛、」


れんげちゃんは僕とハルヒの手を取った


れ「これが人を見て好きになることなのですわね、ハルヒ君♡Aさん♡」

29→←27



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
4人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:すーちゃん | 作成日時:2023年8月9日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。