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ハ「いいんじゃない?
鏡夜先輩が、れんげちゃんの思った人と少し違っても。
ちゃんと人を見て少しずつゆっくり知っていくのも、楽しいとおもうよ」


れんげちゃんに優しく微笑むハルヒ


『ハルヒったら、ほんと優しいんだから。』


思わず笑みがこぼれて、僕はその場を後にしようとする


環「A。」


名前を呼ばれて、振りかえる


『なぁに、環』


環「保健室に行くぞ」


保健室という単語に目を開く


『え?なんで?怪我なんてして』


環「頭から血を垂らしておいてそんなこと言っていられるか馬鹿者!
お前の事だからハルヒを庇おうとしたのだろう!」


頭をさすっていた手のひらを見ると、赤色でビッタリだった


鏡「一大事になる前に保健室に連れて行け環」


鏡夜がそういうと環は僕を姫抱きにして…って、え!?!?!


『ちょっと!!おろしてよ環!』


環「喋ると傷が広がるぞ!」


『いや、そうだけど!』


僕はされるがままに保健室に連れて行かれてしまった



ハ「Aちゃん、大丈夫かな…?」


鏡「まあアイツの事だから大丈夫だろう」


ハ「そんな言い方しなくても…」


光邦「ハルちゃんっ!大丈夫だよお、きょうちゃんとたまちゃんはAちゃんのことがだーいすきだもんねっ!」

崇「ああ。」


光「本当は心配で仕方がないんでしょ、鏡夜先輩」


馨「殿も保健室に行く時、すごい血相だったし」


ハ「そうなんだ、」


そんなに大切なら、何でハッキリ言わないんだろう?






2年生仲良し3人組は、お互いに愛が通じていないらしい

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作者名:すーちゃん | 作成日時:2023年8月9日 12時

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