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ハ「はっ、はぁっ…」
光邦「もう逃げられないよ。
僕に逆らうとはよく覚えておくんだね」
崇「よせ光邦、人を傷つけ傷つき苦しむのは、結局お前自信だ」
光邦「僕に威厳するな崇。またお仕置きされたいのか?」
やがて彼らを待つ結末とは…
救いの光か、それとも
光邦「僕は身分不相応なやつが大嫌いなんだよ」
ザアア…と雨が降り注ぐ
光邦の厳しい目が
いつもの可愛らしい目に戻った
光邦「うぅ〜わぁーんっ!ハルちゃんごめんね〜やっぱこんなのイヤだ〜!」
れ「カーット!カットカットカーット!!!
そこ!台本通りにやれ!」
光邦「だって〜…」
れ「カメラ!一旦止めて」
「YESボス」
れ「雨もっと切なげに!」
「YESボス」
光「なんでキャラ変更の話からいきなり映画撮影に?」
ハ「それにしても大袈裟な撮影隊ですね」
鏡「ハリウッドから急遽呼んだらしい、見た事ないか?
あの人昨年全米の官業成績第一位だったヴァンパイア映画、千年の雪の監督だ」
ハ「くそ…金持ちめ」
光「大体この脚本、なんで馨の方が攻めになってるんだ?」
ハ「セメって?」
『分かんない子はいいの〜!』
タオルを頭に乗せたAがハルヒに抱きつく
ハ「Aちゃん、随分濡れてるね」
『それはハルヒもでしょ〜?』
環「ハルヒ!どうだった?俺の演技力は」
ハ「ある意味凄かったです。何故そこまで陶酔できるかっていう一点に置いて。」
環「俺は新たな一面を発見したぞ、暫くはこの路線に行くのも悪くはないな
Aも良かったぞ!!ものすごく怖かった!」
『褒め言葉として受け取っておくよ』
ハ「そうですか?先輩は今のままでいいと思いますよ」
環「そっ……そうか。
うん、お前がそういうなら」
『ぷっ!環ったら!』
このこの〜っと環をつつくA先輩はさっきの演技とは真逆で、本当に彼女が演技していたのか疑うくらいだった
ハ(影とか付くと、この人余計面倒そうだもんな〜)
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作者名:すーちゃん | 作成日時:2023年8月9日 12時