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『ハニー先輩!モリ先輩!』
小さくて可愛らしい埴之塚先輩と、銛之塚先輩。
光邦「あ〜!!Aちゃんだっ!
お熱だいじょーぶ?つらいつらいだったね」
そういってハニー先輩は僕のおでこに手を当て心配そうに見つめる。
僕はしゃがんでるからハニー先輩の手は届くよ!
崇「もう大丈夫なのか」
普段あまり口を開かないモリ先輩も、自分の頭を優しく撫でる。
「まるで心配する弟と兄のよう…なんて美しいの…」
「絵になるわ…とても」
その光景を見てキャッキャと盛り上がる姫達
また2人を後に次は鏡夜と環に挨拶をしに行く
僕はさっき来たから、教室では会うことはなかったんだよね
鏡「ああ、Aか。」
くぃっと眼鏡をあげてこちらを見る鏡夜。
何かをメモしているようなのはいつもと変わらない
『うん!迷惑かけてごめんね?僕の姫達とか…』
鏡「その事は問題ない、ただお前が居ない時に__」
環「おおっ!!Aか!!よくぞ無事に戻ってきた〜!」
鏡夜が何かを言う前に環がAに抱きつく
環「風邪だったんだってな〜!可哀想に可哀想に…」
『あはは、久しぶり環。皆んなに迷惑かけてなかった〜?』
環「なにっ!?たったの4日だぞ?迷惑なんてかける訳なかろう!」
鏡「どうだか」
なに〜?!!と鏡夜に向かって怒る環を横目に、ふと気になる茶髪が見えた。
『あれ、あの子誰?新しい子?』
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作者名:すーちゃん | 作成日時:2023年8月9日 12時