妖怪ウォッチシャドウサイド〜幻王様の恋事情〜3章 命のリミッターと桜

幻王の桜朧の思い出 ページ22

「わたくしはウバウネ。この世界を支配する存在なのだっよ〜〜〜ん！！」


「俺の友達、出てこい幻王・綺瑠樺！妖怪メダル、セットオン！！」


あれから10年、20年、30年と時が過ぎ、妖怪ウォッチの所有者たちと友達になることが出来た。
ただ全員妖怪が見える期限を過ぎて妖怪が見えなくなっていた。

また、私はひとりぼっち。
こんな時に、朱雀とかノルカ、ソルカがいたら違ったのにな...

アレ？
なんで朱雀のことを考えると胸が苦しくなるの？
わからないな...
それに、誰かに会いたいって思うたびに朱雀の名前が頭の中に浮かぶ。
この気持ちはなんだろう。
「こんな気持ちになるくらいだったら、あんなこと言わなければよかったな……！なんか悪いことしちゃったな…」

執務室の中で1人、物思いに耽っていた。

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