15.大規模侵攻�� ページ18
『迅さん、予知で青年の攻撃方向わかったら教えてほしい、上下左右で』
『あんま頼りにならないと思うけど、いいよ』
これで保険はかけた、もうどこから来ても大丈夫。
私はスコーピオンを取り出して、青年の方に向かった。
『右、左、次は上だ』
『おっけ』
迅さんの指示通りに避ければ彼は分かりやすいように機嫌を悪くした。それはそうだろう、弾は見えなくしている筈なのに見えているような動きをしてるのだから。
「ちっ…！」
「あははは！！キミ、面白いね！！」
私の一言でさらにイラついたのだろう、彼は自らを影に隠した。
『七瀬、あいつ暗さに溶け込んだぞ！
ほぼ全方位から攻撃くるから気をつけろ、あいつの攻撃にあたると磁力で引っ張られる』
なるほど、さっき遊真が言ってた【磁力】とはそういうことかと納得がいった。近界民のトリガーは凄いなぁとこのタイミングで感心する。
『りょーうかい！！なんとか避けるけど、迅さんまさかわざと捕まる気？』
『わざとじゃない、未来に必要なことだからな』
『んじゃ、私は思う存分避けますわ！』
それを確認して、私はスコーピオンで打ち返したりアステロイドをわざとぶつけたりして避けた。
そして迅さんの方を捕まえた彼は、思い切り壁に寄せた。
私と年変わらないだろうに、力の使い方が上手いもんだ。
彼の注意が迅さんにいっている隙に、カメレオンを起動させる。たぶんわたしにはそこまで注意を払ってないからなのか、気づいていない。
「…とりあえず動きがあるまではこのままだな」
しばらく彼と迅さんの対話が続く。そこまで興味ある話題ではないので適当に聞き流して時を待つ。
お、キレたな。
青年は迅さんの挑発にのって、どうやらそこで未来が確定したらしかった。そこを迅さんがエスクードで挟む。
…え、エスクードってそんな使い方あるわけ？
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あんどー(プロフ) - 、さん» すぐに外しました！最初は外していましたがどうやら誤ってつけたままだったようです！申し訳ございません！ (2018年2月2日 17時) (
レス) id: 50627c7d02 (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグ外して下さい (2018年2月1日 16時) (レス) id: 8e60189fd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんどー | 作成日時：2018年2月1日 15時
