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二話 ページ3
その日の放課後、俺は図書室へと向かうことにした
急がなければ、校門がしまってしまう
図書室へ行こうと、三階から二階へと降りようとした時
とあることに気付いた
「屋上の扉が…開いてる？」
屋上への扉は開いており短い階段が見事に丸見えである
好奇心に負けて、俺は屋上の階段を登り始めた
どっと強い風が吹き、木葉が飛ぶ
閉じた目をあけると、そこには真っ暗な空が見えた
まさか、もう夜なのでは
そう思い、校舎につけられている時計をちらりと見た
まだ４時を指している
なら、この空は一体
そう思いながら辺りを見渡すと何処からか声が聞こえた
「誰ー！？」
続く
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作者名：古明地さん家の諏訪子さん@元こめすわ | 作成日時：2015年10月27日 18時
