表裏の世界 (ページ3)

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1罪:切り裂き少女ページ3

切り刻む
人間どもを切り刻んでいく
服が汚れるが関係ない
私は、一度目をつけたら逃がさない
今日も服が汚れてしまった。
ふらふらとした足取りで家へ帰ろうとする
すると、目の前に人間の不良共が5人ほどいた。
私は無視して通ろうとするが、一人の人間に押さえつけられた。
突然の事で動揺していたが次第に状況が分かるようになってきた。
あいつらが何を言っているかは分からない、だがここは逃げなければ
逃げようとするが、それを人間の腕が許さない
おい人間やめろ、私を放せ
そんな気持ちでにらみつけるが、手の力は強くなるばかりだ。
気持ち悪い
人間を見ると吐き気がする、だから私は切り刻みたくなる
だが今はそんなこと考えている暇などない
早く逃げなければ
そんなことを考えていると、前方から一人の人間が走ってくる
援軍か、そう思っていたが違った。
奴は私を抑えている奴を吹き飛ばすと私を持ち上げた。
「誰だお前」
目に殺意を込めてにらみつけるが、奴は一向に口を開かない
だがこれは好都合だ、今は目の前にいるこいつらを切り刻める
私は奴の頭を踏み台にすると、目の前にいるやつらを切り裂いた。
「…ありがとな」
人間にこれ以上関わりたくないそう思い、私は帰宅した。
それも一つの罪
私は拒否することなんてできないのだから