swallow's cat 6

167,大志の心配事 ページ6

ーside #36ー



廣「A〜」

あ「わっ」

「えっ、見て！Aちゃんが大志くんに抱きしめられてるw」

「きゃー( 〃▽〃)」




長い練習の後の俺のルーティーン。




それはAを抱きしめる事。




あ「こらっ、早く戻りなさいw」

廣「もう少しだけ＿＿

あ「だーめ(^-^)」

廣「…わかりました」




もちろんすぐひき離されるけど、
それでも優しいあの笑顔を見せてくれる。




これを見るのが俺は本当に大好き。




……



〜in 松山〜




廣「」ﾁﾛｯ

山「わ〜すみませんw」

谷「しっかりしろよなw」

ファ「笑笑」

あ「…」




でも、ちょっと気になることが出来た。




廣「…A？」

あ「…人間の女の人って、大変だねw」




松山でのAの姿。




とても不可解で、何故か心に引っ掛かった。




廣「哲人さんと何かあった？」

あ「…何で？」

廣「いや、なんとなく…」

あ「何にもないよごめん、変なこと言ったねw」




笑ってはいるけど、いつもと比べて何処かぎこちない感じの彼女。




何だろう。何か…見たくない。




あ「じゃあ私ちょっと戻るね」

廣「…」




Aのそんな顔、俺見たくないよ。




こうなったら…聞いてみるか(°ー°)




廣「哲人さん！」

山「お、何や？大志」

廣「ちょっと聞きたいことがあるんすけど…」




どうせ聞くなら、哲人さんに聞いてみよ。




何か一番わかりそうな気がするし。

168,無理難題→←166,お留守番ルーキーズ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す