146,甘い凶器 ページ23
ーside #16ー
晃「なぁ、樹理」
樹「ん？」
晃「…キスって、したことある？」
樹「」ズテッ
谷「大丈夫か、樹理w」
宮崎の方は雨の日が多く、試合よりも
室内で練習する日々が続いていた。
そんな中での休憩時間、
晃大朗がとんでもないことを言い出した。
西「何や晃大朗w彼女でも出来たん？」
晃「いや、ただ気になっただけです(°▽°)」
樹「お前なあ…///」
何で急にそんなこと聞くの…
こいつはアホちゃうか？
晃「昨日テレビでやってたんですよw
カップルのきゃーってなるやつ」
西「きゃーってなんやねんきゃーってw」
晃「ご想像にお任せします(。-∀-)」
谷「お前まさかそれやらしいやつじゃない
だろうな？w」
キス、ね…
……
"樹理くん…"
その単語を聞いたとき、一番に
思い浮かんだのはAの顔だった。
"ちょっと…目、瞑って？"
西「で、結局お前はしたことあるの？」
樹「そ、そりゃまあ…///」
晃「どんな感じだったん？」
樹「んー…」
今までに何度か、彼女とは
唇を重ねてきた。
もちろん付き合ってもないから、
俺の一時的な行為で、だ。
"今日もお疲れ様"
駄目だ我慢しようといつも
自分に言い聞かせても、あの笑顔を見た瞬間、
それはほんの一瞬で崩れる。
……
樹「…な」
晃「え、何？」
樹「甘い、かな…」
重ねた時の彼女の反応、顔の赤さ、
その全てが愛しくなって…
やばい…これは本当に重症やわ。
西「おお〜何かドキドキするわ〜w」
晃「やっぱ経験者は違うわ〜」
樹「めっちゃ恥ずかしいですけど…///」
谷「…へぇ」
あかんあかん、戻って練習しよ。
このままじゃピッチングに影響しそう。
樹「じゃあ、俺戻りますね」
晃「おう、ありがと！」
西「俺らもそろそろ戻ろか〜」
そう思って俺はまた練習に戻ろうとした。
その時…
谷「なぁ、樹理」
あ「？、はい」
谷「そのキスの相手って…もしかしてA？」
突然、谷地さんから呼び止められた。
てか…ばれた！？
樹「なっ、違います///」
谷「お前は顔に出すぎなの。
バレバレだからw」
まじかよ…何かカッコ悪いな。
谷「そっか〜しちゃったか〜( 〃▽〃)」
樹「哲人さんには言わないでくださいよ？」
谷「言わない言わないw
言ったら殺されるもんw俺も含めて」
恋の甘さは凶器的。
1度落ちてしまえば、
止めることは出来ない。
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雪(プロフ) - うみさん» ありがとうございます！すみません、ちょっと自分でも内容がふわふわしてて…w樹理くんも度々出していこうと思うので、これからもよろしくお願いします！！ (2017年12月24日 23時) (
レス) id: ec037349a7 (このIDを非表示/違反報告)
うみ - いつも読ませていただいてます！樹理くん推しなので色々複雑ですが、これからも応援してます。頑張ってください！！ (2017年12月24日 23時) (レス) id: cb21b949a0 (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - 池田さん» 喜んでもらえてよかったですwこれからも頑張りますね( 〃▽〃) (2017年11月5日 19時) (レス) id: ec037349a7 (このIDを非表示/違反報告)
池田 - お忙しいのに、すぐに2人のお話、ありがとうございさました！読みながら、口角が上がりまくってました(ノ´∀｀*)これからも頑張ってください。楽しみにしてます！！ (2017年11月5日 11時) (レス) id: 480b435275 (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - 池田さん» ありがとうございます(>_<)更新遅くなるかもしれませんが、必ず書かせてもらいますので、少し待って頂けると嬉しいです！ (2017年10月28日 21時) (レス) id: ec037349a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪 | 作成日時：2017年9月30日 13時
