swallow's cat (ページ32)

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#原樹理ページ32

午前の分の練習が終わり、
私もスタッフさんと一緒に片付けを
していた。すると、樹理くんに声を
かけられた。

樹「A。」
あ「なに？」
樹「ピッチング、ちょっと何回か
見てくれん？」

そういわれ、グラウンドで彼の
ピッチングを見ることになった。

シュッッ＿＿＿＿＿＿＿ズバンッ、、、

彼の手から投げたボールが、キャッチャー
のミットの中に吸い込まれていく。
この前の先発の投球より、確実に
よくなっていた。

樹「どうかな？」
あ「うん！！前より全然よくなってる！」
樹「だいぶ調整したから、この前よりは
ましになったかなぁwまだまだだけど」

その後も何球か投げて、彼は汗を流し
ながら、練習を終えた。

樹「ふぅ…ちょっと休憩しよっか」
あ「うん、お疲れ様(^-^)」

彼がボールを片付けている間に、
私は彼に渡すタオルを持ってきた。
すると、彼は頭からペットボトルの水を
被っていた。

…その姿に思わずドキッとした。

樹「A？」
あ「！あ、ごめん！//はいタオル」
樹「お、ありがとうw
もしかして俺に見とれてた？w」
あ「なっ、なわけないでしょ！///」
樹「////」

すると、樹理くんは残った水を
私の頭に急にかけた。
おかげで髪はびっしょりだ。

あ「ひゃっ！ちょっと樹理くん！(￣^￣)」
樹「おー怒った怒ったw」

樹理くんはタオルで頭を拭きながら
愉快そうに笑った。

あ「もう、水嫌いなのに…」
樹「まあ、そう怒らずに(^-^)」

笑いながら彼は、自分のタオルで
私の頭をわしゃわしゃ拭いてくれた。

あ「ありがとう樹理くん」
樹「…」

バッ、、

すると急に、彼はタオルの端を私の
口に押し当てた。そして、

あ「んっ……！？///」
樹「///」

タオル越しのキスをしてきた。
タオルを挟んで、彼の唇の感触が
伝わってくる。

あ「ふぅ…ん…///」

角度を変えながら、
彼はそのまま私の腰に
手を回して、自分によせてきた。

樹「A…」

恥ずかしさと樹理くんの熱に
ボーッとしてきた時、やっと彼は
離してくれた。

樹「…」
あ「ハァ…樹理くん？///」

すると今度は優しく抱きしめて、

樹「…声可愛すぎ///」
あ「…ごめん」
樹「その姿で居ると、マジで
抑えきかんくなる…///」
あ「っ/////」

そう呟いた彼は、いつもみる
樹理くんより凄く色っぽくみえた。

樹「Aゆでダコみたいw」
あ「誰のせいやねん！！」
樹「あーごめんってw」

そうやりとりをしているうちに
休憩が終わった。