swallow's cat

11,スワローズファン ページ11

つ「さ、じゃあいきますか〜」
あ「みゃ〜」



今日はつば九郎と一緒に試合前の
ファンサービスで、球場内を一周しました。



ファ「きゃ〜！！Aちゃ〜ん( 〃▽〃)」
「つばちゃ〜ん！写真撮ってー！！」



こういったファンの声が
今日も神宮に響き渡る

私や選手のみんなはもちろん、
ファンの皆さまの温かい応援が大好きだ。



ファ「今日も頑張ってーー！！」
「応援しとるよーーー＼(^o^)／」



いつも本当に、この声に支えられてきた。
でもやはり＿＿＿＿




ファ「いい加減勝てよ！！弱すぎんだよ！」
「金返せよ、この下手くそ球団が！！！」




試合に負けた日には必ず野次をいう
ファンの方もいる。
自分の応援しているチームが負ければ
暴言を言ってしまうのは当たり前のことだ。
でも、やはり少し悲しい…。


あ「みゃ〜…」
つ「だいじょうぶ」



でも＿＿＿＿＿




つ「みんないまかつためにがんばってんだし。
かつことってむずかしいんだよね〜へでで」



だからこそ＿＿＿＿＿




つ「でもつばくろうたちができるのも、
おうえんくらいしかできないんだよ。
だから、みんなをしんじましょーよ」



あ「！！…みゃー(^-^)」





私はスワローズの看板猫としてみんなを
側で見てきたけど、本音を言ってしまえば
そんなに強いチームではない。


でも、だからこそ勝つために真剣に
努力している選手たちを応援したくなるのだ。
私達にはそれくらいのことしか出来ない。


野次をいうファンの方も試合に勝てば
本当に喜んでくれるし、他のファンの方も
試合中に大きな声援をおくってくれる。
そのくらいこのチームが好きなんだろう。



ファ『Go！Go！Swallows！』




今日も燕戦士たちは、そんな素晴らしい
ファンの方々の応援をうけて、目の前の
試合に挑むことが出来るのだ。

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