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＃２５ ページ24

それからというもの、彼は日に日に衰弱していった。

食事も喉を通らなくなり、歩くことさえもできなくなってしまった。

「A…」

弱々しい声で名前を呼ぶ彼。

『何？』

と聞くと、

「家、帰りたい…」
『ダメ。今のすばるじゃ帰れない』
「こんなとこにおる方が余計寿命縮まる」

と言って笑う彼。

何故彼が急にそんなことを言い出したのかは分からなかったが、私は先生に許可をもらった。

『１日だけ。その条件だったら帰ってもいいって』
「１日だけでも十分や」

と言って、嬉しそうに笑う彼。

こうして、彼の一時帰宅が許された。

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真希 - 初めまして(*^^*)題名が気になって読ませて頂きましたが、どんどん引き込まれて続きが気になります(((o(*ﾟ∀ﾟ*)o)))更新頑張って下さい(*- -)(*_ _)ﾍﾟｺﾘ (2017年9月9日 21時) (レス) id: f508b80eb1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名：すぅ。 | 作成日時：2017年9月6日 0時

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