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今日はノートを忘れたから
何一つ思い出せない
病気の事は毎朝、叔母さんにノートを見なさいって
言われるからわかる
でもバーに来てノートが無いことに気づいた
「ノート忘れた」
そうお兄ちゃんに話すと
「話しかけられたとしても、誰ですか？ってとりあえず言っとけ。聞かれたら俺がこっそり教えてやるからさ」
って言ってくれた
さっそくお兄ちゃんのいない時に
男の人が話しかけてきた
私が誰ですか？と問うと
目を見開いて驚いた顔をしたから
きっと私の知ってる人なんだということはわかった
でも思い出せない事をこの人に話していいのか
わからなかったからしらばっくれることにした
そしたらお兄ちゃんが戻ってきて
その男の人と話したあと、私の所に来て
「彼は末吉さん。思い出せる？
優しくてあったかい人」
そのワードで、今日みたノートを思い出せた
バーでチョコをあげた末吉さん
歌を歌う人だ！と……
急いで謝りに行ったら、
大丈夫だよって優しく笑う彼
そこでまた、
やっぱり優しくてあったかい人だなぁって思う
席に戻りひとりで考えていた
末吉さんはよくここに来るらしい
これからもこういう事があると思う
私は末吉さんと友達になりたい
だったら、病気のことを話すべきじゃないかって
優しい彼だからきっと
わかってくれるんじゃないかって
ノートに頼らなくても良くなるように
私は初めて
友達が欲しい
そう思った
10**shuta sueyoshi→←8**shuta sueyoshi
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ちび澤(プロフ) - 朔弥さん» 読んでいただきありがとうございます！一気に読むとさらに気になりますよね！続編もぜひよろしくお願いします！ (2017年3月2日 0時) (
レス) id: d8d6b4be6e (このIDを非表示/違反報告)
朔弥(プロフ) - 一気に読んじゃいました。これからの展開気になって仕方ないです笑 (2017年3月1日 22時) (レス) id: 9bcc2b5a2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちび澤 | 作成日時：2017年2月18日 23時
