25**shuta sueyoshi ページ25
.
「着いたよ〜」
いつの間にか寝ていたAちゃんを起こして
水族館に向かう
チケットを引き換えていざ中へ
「うわぁぁぁ〜すご!」
入ってすぐのところにあったのは
でっかい水槽
サメやらカメやら魚がたくさん泳いでて
小学生みたいに目をキラキラさせて
はしゃぐAちゃん
「はしゃぎすぎやろ」
「連れてきてよかったね、秀太」
日高は隣でニコニコしていた
道順に沿って回っていると
「あ、イルカのショーあるみたいですよ!」
そう言うから、三人でイルカのショーを見る
ボールを口でキャッチしたり、ジャンプしたり
何か起こる度に手をパチパチしながら
おぉーっていうAちゃん
それがなんか愛おしくて
あ、俺は惚れてんだなって自覚する
大人になって初めて、
家族以外に守りたい人ができた
でも彼女は『忘れてしまう』病気
この気持ちを伝えたところで忘れたら終わり
彼女は俺の気持ちを知ったらどう思う?
忘れる事が嫌になるかもしれない
逆に苦しめてしまう気がして
心にしまっておこうと思った
144人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちび澤(プロフ) - 朔弥さん» 読んでいただきありがとうございます!一気に読むとさらに気になりますよね!続編もぜひよろしくお願いします! (2017年3月2日 0時) (レス) id: d8d6b4be6e (このIDを非表示/違反報告)
朔弥(プロフ) - 一気に読んじゃいました。これからの展開気になって仕方ないです笑 (2017年3月1日 22時) (レス) id: 9bcc2b5a2f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ちび澤 | 作成日時:2017年2月18日 23時