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エレベーターで上層階に上がり、
インターフォンを押すと
ｶﾞﾁｬっと中から天使のような女性が現れた
「待ってたよーっ」
「うわぁぁぁ……」
「あなたがAちゃん…かな？
上がって？可愛くなろーう！」
そう言って千晃さんは私の手を取りスタスタと
お部屋に連れてこられた
白いメイク台にはカラフルなリップや
小物が並んでいて
お店に来ているみたいだった
「まずは〜洋服！Aちゃんどんな色が好き？」
「んーピンク！」
「よぉーし、サイズ感私と同じでよかった♡ちょっと甘めのガーリーな感じにしようか」
そう言ってお人形みたいにあれこれ着せられて、
次はメイク
千晃さんは丁寧に私の顔に塗っていく
「Aちゃんいくつ？」
「23です」
「若いねぇ〜！秀ちゃんたちとお友達なの？」
「はい！末吉さんも日高さんもいい人ですね」
「どこでこんな子見つけたんだか(笑)」
「あの、千晃さん……」
「ん？なになに？」
「よかったら、お友達になって下さい！！！」
「もちろんだよ♪今どき珍しいなぁ〜友達になって下さいなんて。照れるけどなんか嬉しいね！！今度もう一人女の子紹介するね！綺麗なお姉さんだよ。」
「はい！嬉しいなぁ〜。あ、でも……」
「ん？どうかした……？」
「私、記憶が一週間しか持たないんです」
「えっ……」
「だから、いつ忘れちゃうかわかんなくて……その……次あった時、悲しい思いをさせてしまったらごめんなさい。思い出せるように頑張るのでまたお友達になって下さい……」
千晃さんは一瞬驚いた顔をしたけれど
末吉さんや日高さんみたいに優しい顔で
「人間忘れちゃうこともあるよ！忘れたってまた初めからやり直せばいいだけでしょ？なんかわくわくどきどきするじゃない？初心を忘れない事に繋がるから私もプラスだし」
千晃さんは末吉さんや日高さんと同じことを言った
「ありがとうございます。千晃さんも優しくてあったかい人なんですね」
「えーっ？そうかなぁ〜照れちゃう」
そう言って照れてる千晃さんはとても可愛かった
「よぉーしできた！
Aちゃんちょっと待っててね〜」
そう言って千晃さんは一旦部屋を出ていった
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ちび澤(プロフ) - 朔弥さん» 読んでいただきありがとうございます！一気に読むとさらに気になりますよね！続編もぜひよろしくお願いします！ (2017年3月2日 0時) (
レス) id: d8d6b4be6e (このIDを非表示/違反報告)
朔弥(プロフ) - 一気に読んじゃいました。これからの展開気になって仕方ないです笑 (2017年3月1日 22時) (レス) id: 9bcc2b5a2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちび澤 | 作成日時：2017年2月18日 23時
