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#8(nishijima) ページ10

すると、自動販売機の前でたくさん飲み物を買っているAがいた



西「A、?」


呼びかけると目にはたくさんの涙を浮かべた彼女
でもこぼれないように笑って



「西くん、、、AAAってなんでAAAか知ってる?」


西「えっ?」


「全てのことに挑戦するって意味の裏にはね
ひとつひとつを紡いで、カタチにするっていう
社長の優しさがあると思うの。」


彼女の目からは涙が止んでいて
強い眼差しで俺をみつめていた、


何か言わなきゃ、何か…と思ってると



「こんな事で、凹んでられないし立ち止まれない
だって、武道館を楽しみにしてる私達のファンがいるんだよ?わくわくするよね!」



そういって見たこともない笑顔で笑った



西「お、う、、」



「さっきは取り乱してごめんね。一番年下だけどね、誰よりもAAAが好きなの!みんなのこと大好きだから、だからつまずいてもいいから絶対みんなで売れるの!みんなでずっと走り続けるんだよ。大人になっても。おじーちゃん、おばーちゃんになっても」


そう言ったAは、誰よりも美しかった


それからレッスン室に戻って、飲み物を渡せば
自然と仲直りしていて
俺はAAAって8人もいるけど8人いるからこそのグループだなって思った、、、、



西「A、ありがとな!」


「ん?なにもしてないよっ?」


西「おじーちゃん、おばーちゃんになるまで突っ走ろうな(笑)」


「ふふっ、来世は?笑」



西「もちろん、生まれ変わっても(笑)」


✦−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−✦ end.


次、目が冷めたらもう事務所だった



宇「なんか夢でも見てた?」


西「え?」


宇「いや、その…泣いてるからさ(笑)」


西「あ、え?あれ?笑」


宇「ふふっ、私と同じ夢みてたのかもね」


西「Aと…」


宇「みんなで喧嘩したときの夢(笑)」


そう言って微笑みながらドアを開けた宇野ちゃん
そして、振り返って


宇「みんな考えることは同じなんだよね(笑)
わたし幸せだな、AAAで。
さ、みんな待ってるからはやく!」



そう言って歩き出す宇野ちゃんは
なんか二日酔いのはずなのに凛としていて
きっと同じ夢を見て、俺と同じことを思ったんだろうなって思うとこいつらと一緒で良かったなって
また泣けてきそうだった、

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ゆう - すごくよかったです!続きがよみたいだす! (2020年7月8日 23時) (レス) id: 19a288e846 (このIDを非表示/違反報告)
なな - 惚れてしまうな (2019年5月5日 1時) (レス) id: 3814019cee (このIDを非表示/違反報告)
なな - 続きが気になるところです (2019年5月4日 11時) (レス) id: 3814019cee (このIDを非表示/違反報告)
ちゃき - 秀太くんカッコイイ (2019年2月25日 14時) (レス) id: 45f78a918e (このIDを非表示/違反報告)
なな - 秀太くんオチでお願いします (2018年10月2日 7時) (レス) id: 45f78a918e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちび澤 | 作成日時:2018年3月11日 22時

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