生まれ変わってもきみといたい

#7（nishijima） ページ9

久しぶりの二日酔いで起床(笑)


バタバタと迎えの車に乗れば
同じく頭を抱えた宇野ちゃんがいて


宇「おは、、、、」


西「宇野ちゃんも？」


宇「うるさい、」


西「起こしてあげるから寝てなよ」


宇「ん、」


ゆらゆら揺られるうちに俺も眠くなって
俺は夢を見た
とっても懐かしい夢だった


✦−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−✦
past dream.



レッスン室にいる俺ら
もう時期くる初めてのLIVEのリハーサル

けど、今日は新曲のダンスが難しくて
思うようにリハが進まなくてみんなピリピリしてた




先生「真剣にやってる？みんなの気持ちがバラバラ過ぎてこれじゃ全然楽しくないよ、」


「「すいません、」」


先生「休憩！」


「ごめんね、私が…」


一番遅れをとっていたAが口を開く


宇「ねぇ、謝れば許されると思うの？プロなんだよ？？謝れるくらいなら真剣にやってよ、」


「ごめ…ん」


西「まぁまぁ、みんな必死だし！休憩して切り替えよう！！」


與「そんなんゆうとるからダレるんとちゃう？
仲良しごっことちゃうんやで」


浦「いらいらするのはわかるけどお互いを攻めるのはちがうよ、みんなで頑張ろうよ」


末「もう十分頑張ってんだけど」


日「おい、末吉っ、」


「ごめんなさい」


伊「Aちゃん、そればっかり」


宇「だから言ってるじゃん！！ごめんなさいしか言えないならはじめからちゃんとやってよってば！」


「….っ、」


末「なんだよ、聞こえねーよ？」



「みんな自分のことばっかりじゃん!!!!」


與「は？」



「相手にイライラぶつけてさ！頑張ってるのは私って。こんなんだからチームでやってけないって怒られるんだよ!!!!なんでみんな相手を思いやろうとしないの！？寄せ集めだけど、8人でしかできないことをやろうって話したじゃん！！みんないいとこあるのにさつぶしてる！！」



そうAが叫んでレッスン室を飛び出す


宇「最年少のくせに、」


そういって宇野は奥のテーブルに向かう



俺はどうすることもできなくて、
でも彼女がみんなに意見するのは初めてで
どうしても気になるから追いかけた

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