生まれ変わってもきみといたい

#7（urata） ページ8

飲み会もお開きになり
酔っ払ったメンバーを誰がどう連れて帰るかで
協議中(笑)



末「こいつらどーすっかな」


浦「今日は俺ら以外全員かよ(笑)」


日「俺、ノンアルですから！」


西「おえーーーーーーー」


末「ちょ、にっしま！それはトイレでやれ！」


勢い良く秀太がにっしーを担いでトイレにダッシュする(笑)


日「じゃぁ、俺真司郎と帰るよ。家近いし静かだし(笑)」


浦「んじゃぁ、俺は姫たちを城につれてかえるとしますかね」


日「しゅーたぁー！！！西島よろしくなー！！」


末「はっ！？なんで俺！？ちょ！！！！」


トイレでてんやわんやしてる秀太をほったらかして
俺らは外に出た(笑)



日「じゃ俺たち先にタクシーのるね！またあした」


浦「おう、よろしくー！
さ、姫様たち帰りますよ〜笑」


宇「…zzZ」


「あれぇ？みさこぉー。みさちゃん寝ちゃった」


浦「ん、仕方ないなぁ〜おんぶしよっか！」


「いーなー！なおやくんっ！Aも今度LIVEでやってね(笑)」


浦「はいはい(笑)」


うちの姫の言うことは絶対ですから(笑)

店を出たけどなかなかタクシーがこないので
少し通りまで歩くことに



「だいじょーぶ？」



まだ酔っ払ってるAはいつもにまして
ふわふわした喋り方(笑)
これがまぁ、かわいいんだな〜


浦「A今日たのしかった？」


「うん！いつもたのしい(笑)」


浦「そっか〜」


俺の隣でニコニコしながら歩く彼女


「あ〜！みさちゃん笑ってる〜」


俺の背中にいる宇野ちゃんも気持ちよさそうに
寝てるみたいで、12年間彼女たちにはさんざん俺のわがままを聞いてもらってきたから感謝してもしきれないな

恋人でもない、好きな人でもない
かといって空気みたいに当たり前な存在でもない
あえて彼女たちに名前をつけるならなんだろう？


俺の…

俺達のお姫様(笑)

やっぱこの言葉に尽きるなw



浦「A？」


「んー？なぁにー？？」


道路の白い線しか歩かない！とかいって小学生みたいに手を広げて白線の上を歩くAに声をかける



浦「俺もさ、、、、



生まれ変わっても、AAAがいいよ」



「んふ。しってるぅー！！！！！だって、絶対みんなまた生まれ変わってもAAAするもん！やくそくだよ〜」



立ち止まるAは振り返って小指をこちらに向けながらそう言った


この笑顔をまた来世でもみたいな、

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