二百十九話、助けよう ページ21
「_____……んっ…」
誰の大声で私は目を覚ました。
「…ん〜…」
フラ「ん〜!!A!起きたかっ!?」
チョ「おー!!A!!」
私はフランキーに担がれていた。
そして、フランキーが私を見て二カッと笑い、同じくフランキーに乗っていたチョッパーも私を見た。
うつろな目で周りを見渡すと、沢山の子供がいた。
「…子供…?」
…てか、此処どこ!?
パンクハザードなの!?
え、てか何でパンクハザードに子供!?
しかも何で子供達…
泣いてるの??
状況が全く理解できていない私。
フランキー達は何か逃げている様子だけど…
すると、逃げる私達のあとを泣きながら追いかける子供の1人が
子供「…おうちに帰りたいよー!!
ねえ助けて!!!」
「!!?」
助けて…?
え、待って、どう言う事なの??
はてなマークでいっぱいの私の頭の中。
誰か説明して!?
そんなことを思っていると、さっきの子が
子供「……じゃあ…あとで助けにきて!!!
知ってるよ この建物から出た事ないけど!!
この島 何もないんでしょ?
町もない 誰もいない!!」
「……」
子供「…だから助けも来ない!!
お父さんとお母さんに会いたいよ!!
お姉ちゃん戻ってきてね!!あとで助けにきてね!!」
「……」
チョ「何だコレ…おい!!連れてってやろう!!」
フラ「バカ!
おれ達さえどこへ行っていいのかわからねェのに!!
こんな大勢のガキ引き連れて何ができる!!
_____だが何だこの悲劇の予感!!」
フランキーがそう言った瞬間、私はさっとフランキーから降りた。
「……
ねぇ、助けようよ。」
全員「!!??」
ナミ「!!?」
私の一言に皆が驚いた。
「…私、今何が起きてるとか状況とか全く把握出来てないけど、わかった事がある…
助けてって言われてるんだから助けようよ。
泣いてるんだよ?
泣いてるって事は本気で助けて欲しいんでしょ
なら助けよう?
私は1人ででも助けるよ?」
ナミ「!!!??」
ほんと、何が起こってるとか知らないけど…
泣いてる子供はほっとけない…
それに…
“お父さんとお母さんに会いたいよ!!”
…私みたいな思いはさせたくない…
子供は親といるもんだよ…
すると
ナミ「……ッ
助けよう!!!子供達!!」
ナミが大声でそう言った。
それにサンジくんが言い返した。
でも
ナミ「それは
私もわかってるけど
子供に 泣いて助けてって言われたら!!!
もう背中向けられないじゃないっ!!!!」
「ふふっ…さすがナミ…」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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ドンペリ - のひなさん» おお！ありがとうございます！！送ってもいいのですか？ (2014年6月12日 7時) (
レス) id: 082c0ad46a (このIDを非表示/違反報告)
のひな(プロフ) - 是非ともお話したいです！！よろしくお願いします＿|￣|○IDはunderber2000です。 (2014年5月19日 17時) (レス) id: 786693bd10 (このIDを非表示/違反報告)
ドンペリ - 凡人さん» 届きました!ありがとうございます! (2014年3月29日 17時) (レス) id: 082c0ad46a (このIDを非表示/違反報告)
凡人(プロフ) - ドンペリさん» メール送りましたー届きましたかね？ (2014年3月29日 12時) (レス) id: a0d916e218 (このIDを非表示/違反報告)
ドンペリ - 凡人さん» すいません!ちょっと無理っぽかったんで、私のメアドに送ってもらっていいですか? (2014年3月29日 0時) (レス) id: 082c0ad46a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ドンペリ | 作成日時：2013年8月16日 20時
