僕になるために ページ9
_
ダンス教室を辞めてから少しして
ジャニーさんから家に電話がかかってきた
お母さんに、この子をうちの事務所に
入れてもいいですか？と
言われたみたいで、ダンスを勝手に
辞めてしまった事を残念に思っていた
お母さんはとても喜んでいて
ぜひお願いしますって笑顔だったのを
今でも覚えている
電話を切ったあと
明日ここに来てねって言われたよ
とメモを渡された
明日は土曜日だから朝からあるみたいだけど
平日は学校の後に行っていいみたいで
不安もあったけどダンスが
続けることが嬉しかったし
何よりお母さんとお姉ちゃん2人も
喜んでたから良いのかなって
ウキウキしながらダンスシューズと
明日のダンスレッスン着を準備した
__
約束の時間メモに書いてあった場所に
向かうとジャニーさんが迎えてくれて
中に入れて貰えた
youの未来の仲間になるかもしれない子たち
に紹介するよとレッスン室に
入っていく
ジャニーさんがJr.の皆さんがいっせいに
挨拶をする。
事前に説明してくれてたみたいで
私を見ると少しざわざわしてたが
軽く会釈して、ジャニーさんが
レッスンが終わったら
話があるから来てねとレッスン室から
出ていってしまった
とりあえずに荷物を置いて
シューズの紐を少しキツめに結びなおした
まだ先生も来てないみたいで
他のJr.もストレッチとかお仕事の
話とかをしていた
私も後ろ方で軽くストレッチ始めたとき
女の子って聞いてたけど本当かな？
って話が聞こえた
まぁ無理もないよな、今まで
男しかいなかったのに
女の子が来るって聞かされたんだろうし…
期待してたんだろうか？
ふわふわした女の子を
だとしたら申し訳ないなと
心の中で謝っておいた
ストレッチで少し身体が温かく
なってきたころに
レッスン室の扉が開いた
周りにいたJr.の皆さんが
いっせいに挨拶をし始めたので
先生が来たのかな？と
思い立ち上がって挨拶をしたら
どうやら先生ではなくて
Jr.の先輩だったらしい
周りのJr.の空気感から
ちょっと怖い先輩なのかな？
とその人たちを見ると
いかにも先輩です
って感じの雰囲気を出していた
その先輩が入ってきた後に
先生もレッスン室に来て
やっとダンスが踊れるんだ
ってワクワクしてた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 90人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆな(プロフ) - ゼロなさんのお話の書き方大好きです！続きを待っていてもいいですか？？ (2022年7月4日 10時) (
レス) id: 30a17c7ef3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぜろな | 作成日時：2021年5月26日 18時
