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「さっくん、忘れてたらいけないから言っとくけど一応僕、女の子なんだよね」





分かってるよーって顔を上げれば
さっきのニコニコから一変して
真面目な顔してるからドキッとしてしまう





佐「AはSnowManのメンバーなんだよ?メンバーに抱きついてなにが悪いの?」





…あ、今多分、僕が1番欲しい言葉を
貰った気がするな
SnowManのメンバーという事実を
改めて確認出来て涙腺が緩んでしまう
涙でうるうるなってるって自分でも
分かるから急いで天井を向く




佐「えーっ泣くほど嫌だった?ごめんねー」


急いで離れたさっくんは
ソワソワして申し訳なさそうにしてる





いや、そうじゃないんだけどな…





ってギリギリ持ちこたえた涙を
引っ込ませて、さっきまでの
かっこよさはどこに行ったんだろうか
と考えたら可笑しくなってきた




「あははっ!笑怒ってないよ」



佐「お?笑ってる?良かった…嫌なこと、しちゃったかと思ったぁ」



「全然大丈夫!むしろそう言って貰えて嬉しかったから」



言っててちょっと恥ずかしくなってきて
顔、今絶対赤い気がするから
お返しにさっくんに抱きついてみる





「よいしょ。」




佐「およ?!ど、どうしたっ?」




「仕返し。」





佐「ええ…」





「メンバーなら抱きついていいんでしょ?」




佐「え、?あ?…うん。いいんだけどさぁ…可愛いのはちょっと予想してなかったからぁ…」




「…これのどこが可愛いのよ笑」




固まってたさっくんの腰に抱きついたまま
話をすれば、背中に腕をまわしてくれたのか
暖かくなってくる





佐「昔からAは可愛いよ!」





「かっこいいって言われたいんですけど」





佐「もちろん、かっこいいとこもあるけど、初めて声をかけてくれた日から可愛い子だなぁ思ってたんだよ!」




「そんな事いわなかったじゃん笑」





佐「んふふーっまぁ、見た目はかっこいいけど、真面目で一生懸命仕事に取り組んで、自分が1番悔しい癖に他の人を励ましたり、俺らのステージをキラキラした目で見てる子いたらそりゃ、可愛いと思うよー」




…なんだこの恥ずかしい感じ
そこまで見られてるなんて思ってなかった




「…なんか恥ずかしいわ。笑」





佐「佐久間さんは嬉しいよー!仕事では敬語だけど、こうやってメンバーだけに心開いてくれて!」




「まぁ、SnowManは特別ですから笑」



にゃはぁーうれしーって
ぎゅっと抱きしめる強さが増した





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pink―side―→←珍しい朝



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ゆな(プロフ) - ゼロなさんのお話の書き方大好きです!続きを待っていてもいいですか?? (2022年7月4日 10時) (レス) id: 30a17c7ef3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぜろな | 作成日時:2021年5月26日 18時

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