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珍しい朝 ページ22

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午前7時




毎日大体この時間に起きて
適当に準備して事務所に向かう

もう、ジャニーズ事務所のタレントって
よりも社員さんみたいな生活だなぁって
思ってしまい、苦笑いになる


あぁぁ…ダメだ!仕事なんだから
しっかり切り替えないと
歩く速度を少し早めれば
イヤホンから聞こえてくるリズムに
合っていて、少しだけテンションが上がる



そう言えば今日、ジャニーさんに
SnowManの活動の事で話があるから
って呼ばれてたんだっけ?


うーん、変な話じゃなきゃいいけど…






――――――――――――――――――――






メンバーが集まる部屋に1番乗りだと
思ってたけど、珍しく誰か来てる





「おはようございます…うわ、珍しい笑」



あまりに意外なメンバーだったために
思わず本音が音となって出てしまった







佐「えーっ珍しいってなんだよーAひどくなーい?」




朝から元気いっぱいのさっくんに
いつもなら朝からうるさいなーって
突っ込む所だけど、今日はなんだか
すごくありがたい




「さっくん、1番に来ることないじゃん!笑あべちゃん辺りかなーって思ってた」





佐「佐久間さんも早起きすることあるもーん!」





「明日は大雪かなぁー?笑」





冗談で返せば
ニコニコしながら大雪だったら
雪だるま作ろーねーって言われちゃって
この人僕に、いじられたの分かってるのかな
って心配になる




まだまだみんなが集まるのに
時間がありそうだから
You Tubeでも見とこうかなって
さっくんの隣に座ってスマホをひらく





佐「Aさ、You Tube好きだよねー」




ちょっとだけ間をあけて座ったはずなのに
いつの間にピッタリとくっついて
スマホを覗き勝手にスクロールまで
してくるこのお兄さん





「……近いな」




佐「えーっ…でも嫌じゃないでしょ?笑」





「まぁ、嫌じゃ無いけど動画見えないよ?」





じゃ、こうしよーって
ちゃっかり僕の膝に頭を乗せて
膝枕だーって喜んでるから
辞めろって言いづらいじゃん




さっくんの可愛さに負けて
僕の膝の上に置いてある
ふわふわの髪の毛を撫でて見れば
んふふーって笑いながら
動画を漁っている






「…さっくん、ありがとう」





佐「えー?なにがー?」




「今日ちょっとだけ気分落ちてたけど、さっくんが居てくれて良かった」



ちょっとびっくりしつつも
えーっ嬉しいー早起きして良かったー
って勢いよく腰に腕をまわして来て


うおって変な声が出た




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ゆな(プロフ) - ゼロなさんのお話の書き方大好きです!続きを待っていてもいいですか?? (2022年7月4日 10時) (レス) id: 30a17c7ef3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぜろな | 作成日時:2021年5月26日 18時

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