2話 ページ3
「ねー今日のニュース見た！今回の戦争も我々国が勝ったんだって！！」
「あれでしょ！1ヶ月も続いたって聞いたよ！そんなに掛かるの久しぶりだよね…。今回はちょっと危なかったらしいよ」
「でもあれでしょ！確か2回位噂の【戦場の歌姫】が現れたんでしょ！そこからの勢いはすごかったわよね！特に幹部のコネシマ様が軍を引っ張ってたときとか…」
いつもだったら興味のかけらもない令嬢の話にピクリと耳を傾ける。
我々国が勝ったというより私は【戦場の歌姫】が気になって仕方ないのだ。
【戦場の歌姫】
名前の通り我々国が少し苦しくなったら戦場に現れ、戦争とは不釣り合いな歌声がどこからか響き、我々国軍の力を強めたり回復したりして勝利へと導く。別名【勝利の歌姫】
皆その正体に気づかなければいいのだが……
＿＿一方我々国幹部棟総統室前
？「緊急任務って言われたけどなんかあったんかな？」
？「さあ？でも二人がかりってことは結構重要なんやない？」
そんな会話をしながら二人の男が扉をノックする。
？「入りたまえ」
扉の先には三人の男がいた
？「お〜！ショッピとチーノやん！」
syp「いや、なにニヤニヤしとるんすか。気持ち悪っ」
ショッピは最近自分の部隊、遠距離第二部隊を持ったばかりの幹部だ。ショッピは嫌そうにコネシマを睨む。
？「急に悪いな。呼び出して」
赤いマフラーを巻いて、目の下にくっきりくまを作っているのは我々国の書記長事トントンだ。なにか調べ物でもしていたのだろうか。
cn「にしても緊急任務なんて初めて任されましたよ？一体どんな内容なんですか？」
チーノはつい1ヶ月前に幹部になったばかりだ。部隊などはまだ持っていないが、最近潜入部隊隊長に任命したらどうだと案が挙がっている。
？「あぁ、お前ら二人はまだ民に幹部だと知られていないだろ？」
悪役のような表情をしているのは我らが総統グルッペン・フューラーその人である。
いきなり聞かれたことがどうかしたのかとふたりとも首を傾げる。
kn「いや〜、最近A国との戦争が終わったやろ？」
そう聞かれるとそうだなと思い首を縦に振る。
A国とは結構軍事力が高く外交問題によって戦争が始まった。異能力があるので戦争期間は大抵2週間ほど、我々国に至っては基本一週間ほどで方が付くが、今回は相手も強国だったため1ヶ月も戦争をしたのだ。
kn「でな、俺の部隊のやつがこんなもん拾ってきたんや」
そう言ってコネシマが見せたものとは＿＿＿＿
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スイ(プロフ) - 東城彩さん» そう思ってくれてありがとうございます！これからも更新作者が飽きない限りがんばります！！ (2023年1月6日 18時) (
レス) id: e5b7e97858 (このIDを非表示/違反報告)
東城彩(プロフ) - コメント失礼します。もう、なんか、言葉に表せないくらい好きです！主人公の性格っていうんですかね？凄く好きです！応援しています！頑張ってください！ (2023年1月6日 17時) (レス) @page20 id: f1f6335713 (このIDを非表示/違反報告)
スイ(プロフ) - ルーアさん» 読んでくださってありがとうございます。そう思ってくれて嬉しいです！初コメントありがとうございます！！ (2023年1月5日 18時) (レス) id: e5b7e97858 (このIDを非表示/違反報告)
ルーア - 読んでてすごく心躍る作品ですね！更新楽しみにしてます！幸せなひと時をありがとうございます。 (2023年1月5日 18時) (レス) @page20 id: 029ea983b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいうえおかし x他1人 | 作成日時：2022年12月27日 12時
