ホスト部の男装お嬢様（2） (ページ12)

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『ハルヒと喧嘩したぁ？！ってて、』

いきなり大声を出したから頭が痛む

『プッ、環ってばほんとっ、』

環「わ、笑うなバカ！
…どうすればいいのか、」

『まあ、それはどっちもどっちだね。
僕はどちらの味方もしないよ』

そういうと、黙り込んでしまう環

『環どうした__』

環「お前、魘されていたぞ。
本当の海が嫌いな理由は他にあるんじゃないのか」

『ぇ、き急にどうしたの？環ってば冗談もほどほどに』

環「俺は本気でお前を心配したんだ！殴られたって聞いた時も、俺は心配で」

『…何をそんな怒ってるの』

環「大切な友達がこんな目にあってたら、誰でも怒る」

『……ごめん、ごめん環。心配かけて、ごめん。
でももう少しこの理由は後でにしたい。
またその時が来たら、みんなの前で話すから。
だからお願い。
環は優しいお父さんでしょ？』

綺麗なエメラルド色の瞳が環を映す

環「…うむ、お前のお父さんではないが、許してやろう！
できる限り無理するでないぞ！」

『あったりまえじゃん！大切な友達だもん』

正直言って環がチョロくて助かった

環「では、俺は食事をしてくるから
Aも自分のタイミングで来いよ！」

『うん！じゃあまた後で』

バタン

部屋がまた静寂に戻る

『はぁ………。今日は雨が降りそうだな』

なんだかムシャクシャする、クロッキーでもしに行こうかな
大きな窓とかそんなところありそう。

私はエメラルド色のワンピースに着替え部屋の外へでた

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環はAのことが大切すぎてちょっと、ものすごく心配性
もちろんそれは恋じゃなくて、友情
環は自覚していないがAは理解をしている

これは鏡夜も同じ。

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