ホスト部の男装お嬢様（2） (ページ2)

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結局、海に来た
沖縄なんて久しぶりだなあ…と周りを見渡す

常陸院「「で、なんで沖縄？」」

環「鏡夜のとこのプライベートビーチもあるしな」

光邦「綺麗なとこだね〜Aちゃん！」

景色を見ていた僕にハニー先輩は話しかける

『そうですね！"沖縄は"いいですよね〜！』

ハ(あれ？今沖縄はって…)

常陸院「「でもどうせなら…」」

光「カリブとか」

馨「フィジーとか」

鏡「ハルヒが持っていると思うか?パスポート」

ハ「お心遣い痛み入りますが、」

＿＿＿＿＿

「綺麗ね…環君と、2人の海が見れるなんて
夢みたい」

環「夢じゃないさ、だけど願わくば今夜貴方の夢に僕が現れますように…」

「環君…」

馨「あっ、手加減してよ光〜」

光「悪い、僕が行くよ」

光「まてよ馨〜！」

馨「僕じゃないよ！ボールが逃げるのさ！」

常陸院「「あははは！あははは！」」

ハ「なぜだ、」

鏡「ツーショットタイム、終了です。次の方どうぞ」

ハ「なぜ海に来てホスト部の活動を…」

『まあ、一応営業はするんだなって僕も思った
僕たちが無料でこれるだけありがたいけどね〜』

後ろから声が聞こえ、振り向くとジュースを持ったAがいた

ハ「Aちゃん、ありがとう。
Aちゃんは裸足にならないの？」

『うんっ！石とか踏むと嫌だし！
砂のお城とか作らない？おっきいやつ』

ハルヒの横に座り
こんなかんじに、と手で大きさを伝える

ハ「そんな大きなお城は作れないよ」

「A君、ハルヒ君。
二人は泳がないの？」

後ろに姫達がいた

ハ「はあ、海は見てるのが好きなので」

「じゃ、私達もご一緒してもよろしいかしら？」

ハ「どうして？泳いできなよ」

『ええ？なんで』

ハ「『せっかく可愛い水着着てるのに』」

「「はぁ〜…♡」」

Aはジュースを飲みながら辺りを見る

(皆んなで来るのは楽しいけど、海なんて来るもんじゃないな)