表には裏があるよねってはなし

42 もうダメだ。 ページ42

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「それはそちら側の都合ですよね？

　私はこんな嫌な思いもうしたくない！！！」




必死に逃げようとするけど全然ダメで

お腹あたりを殴られてあまりの痛さに

しゃがみ込んだ。




「ぅっ、、はぁっ、、」

？「、、すず？」




道路の方から声が聞こえて顔を向けると

ふっかだった。




深「すず！！！！！」




いるのが私だとわかると素早くこっちにきて

私の肩を掴んで斎さんから距離をあける。

逃げようとしても全然ダメだったのに

こういうところで力の差で男を見せてくるふっかに

少しだけドキッとした。




「ふっ、、かっ、、ぁっ、はぁっ」




さっき変なところを殴られたのか

呼吸がしにくくて、ふっかに立たされた私だけど

また地面に逆戻り。

そのままふっかも私を抱えるようにしゃがんだ。




深「てめえ、なにした？」

斎「邪魔者が来てしまいましたが

　 これまでで1番の顔が見れたので今日は諦めましょうかね

　 また楽しみにしてますね？」

深「おい！」

「っはぁ、」




あの男を追いかけようと足を動かしたのがわかったけど

直ぐに私に視線を戻す。

だんだん自分でもわけがわからなくなって涙が出てくる。




深「すず、落ち着いて

　 一緒に深呼吸して？」




言っていることはわかるけど中々できなくて

次第に頭がぼんやりしていく。




「ふっ、かっ、、、ぅっ」

深「だいじょうぶだいじょうぶ」




落ち着かせようとゆっくり話してくれていたけど

私の視点があっていないことに気づいて

焦るふっかが目の前にいた。




深「ちょ、やべぇな、すず！俺の目見て！」




っも、、むりかも、、、。


お腹を殴られただけなのにこんなに辛くなるなんて

どんだけ運悪いの、自分。

掴まれていた腕も痛いし、頭もお腹も痛い。

ふっかに心配させまいと頑張って呼吸もしていたのに

もうダメだと自分でもわかった途端に

目をあけているのがしんどくなった。




深「すず！！！！！！」




ふっかに抱えられたまま私は目を閉じた。





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2022/12/09 22:15

移行するつもりなかったのですが
このまま完結はできなさそうなので
近々移行すると思います...。

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