32 茜の嫉妬。 ページ32
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きっと、茜は私達が教室から出てくるところを見ていた。
だって凄い歪んだ顔して私のことを睨んでいたのを
見逃さなかったから。
ちょっと走って追いかけると階段を降りている茜を見つけた
「ねえ、」
茜「あれ、わざわざ自分から来た？」
「見たんでしょ、？」
茜「ほんとにうざいよね」
追いかけていたのは私だったはずなのに
近くの女子トイレに追いやられる。
茜「ねぇいつから？
私の指示でいじめておきながら
ここにいるみんなは自分の味方だって
私の反応楽しんでたんでしょ？」
「そんなことない！
私が休む前に話をして、」
茜「あーバラしちゃったんだ
もしかして斎もグルだったり？」
体調を崩してあの男が屋上に迎えに来た時に
私が行かなかったから怪しいと思っているんだろうか
「それは違うから。本当に斎さんは茜の事を思ってる！」
茜「ふーん、まあいいや
あんたは私のことバラしたんだから
それなりの覚悟があるってことよね？」
そう言いながら茜は
私の髪の毛を引っ張って個室に入れて鍵を閉める。
「ちょっと、出してよ！！！」
茜「うるさいなぁ！全部全部あんたが悪いんだから！！」
茜の悲鳴のような叫びと共に蛇口を捻る音。
こうなれば大体予想がつく。
直後、上からホースが出てきて水が降ってくる。
一応病み上がりなんだけど、と思いながら
茜を追いかけたことを後悔した。
ちょっとは話せばわかってもらえると思っていたけど
そんな隙さえ無い。
茜「自分の身分わかってる？
あんたの親がどっか行ったから
お互いに有利な条件出して助けてあげたのに」
「助けてあげた？本当にそんなこと思ってるの？
私がどんな思いでSnowManから離れたかわかるの？！」
茜「あんたがいいよって言わなきゃよかっただけじゃん！
拒否してればあんたもSnowManと一緒にいれたでしょ！」
茜は親から期待されて結婚の為にSnowManに
近づいたというより、自分がSnowManと
一緒にいたかったからって今の言葉でわかった。
9人と茜が一緒にいるのをいいなって私が思っていたように
茜も私達が毎日一緒にいるのが羨ましかったんだ。
「こんなことしなくたって！！！
私は茜と本当に友達になろうと思ってた！！
声をかけてくれた時どれだけ嬉しかったか、
成績とかの問題じゃなくて、仲良くしようって
ただSnowManのみんなにそう言ってくれたら、、、」
そう言うと突然個室のドアが開いて茜が私の胸ぐらを掴んだ。
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2022/12/04 19:26
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suttyon(プロフ) - 佐久間くんが好きなピカソさん» いつもありがとうございます。良いような悪いような役にしてしまったので担当さんからこのようなコメントいただけて嬉しいです！ (2022年12月9日 21時) (
レス) id: e426a626de (このIDを非表示/違反報告)
suttyon(プロフ) - 雪姫さん» コメントありがとうございます。最後までよろしくお願いします！ (2022年12月9日 21時) (レス) id: e426a626de (このIDを非表示/違反報告)
佐久間くんが好きなピカソ - コメント失礼します！名前の通り佐久間さん担なので苦しい思いしてる佐久間さんを見てうおおおおって心が揺さぶられました笑少しずつ元の10人に戻っていくのが嬉しくて、茜はどうなるんだろうと続きが気になって仕方ありません笑更新気長に待ってます〜！ (2022年12月5日 21時) (レス) id: 8a09725b52 (このIDを非表示/違反報告)
雪姫 - とてもいい話です。裏切っでも、離れて行っても、話し合いもし、皆で謝り、元の10人に戻って行く。素敵ですね。感動です。続きお願いします。 (2022年12月5日 2時) (レス) @page33 id: 2fedfb09fc (このIDを非表示/違反報告)
suttyon(プロフ) - きらさん» ありがとうございます！楽しみにしててください〜☺︎ (2022年11月30日 22時) (レス) id: e426a626de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：suttyon | 作成日時：2022年11月24日 1時
