25 頼られたい ページ25
阿「本当にごめん。
抜けた時にちゃんと話し合うべきだった」
「いいんだよ、離れたのは自分からだし
お金を受け取ってしまっているのも事実だから
今更返せるわけでもないし」
深「そのことなんだけどさ、」
と、ふっかが一度座り直しながら言う。
深「茜からもらったお金ヒロに全部渡してる？」
「うん、渡してるよ
アルバイトしてても1人分くらいしか貰えないし
茜からもらった分は全部渡してる。」
深「怒らないであげて欲しいんだけど
バイトしてるみたいよ？ヒロも」
「え、、、？なんで、っ」
阿「お姉ちゃんが頑張ってるのに自分だけそれに
甘えてしまうのが嫌だったんじゃないかな？」
「、、、ヒロにはっ心配させたくなかったのに」
深「すず。なんでも1人で抱えようとしないで？
ヒロもすずが無理しないように、
少しでも助けられたらってバイトしてるんだと思うよ」
渡「ヒロもバイトするって言ったら『しなくていいよ』って
すずが断ることわかってたから言わなかったんだと思うけど、？」
「・・・」
なんだ、私逆に心配させてんじゃん
深「俺らずっとすずのこと心配してたの。
なのに話してくれないし俺泣いちゃってたよ？」
渡「心配してた、だけでいいだろ。お前キモいな」
深「うっさ！」
はいはい、ふっかが1番うるさい
とでも言いたげな顔をした阿部ちゃんが「だからね？」と続ける。
「ヒロもバイトしてるから実はもらったお金は全部
貯めてるって言ってたみたいよ？」
深「そうそう。
だから茜に多分全額返せるけど、、どうする？」
「うん、もう終わらせたい。
ヒロもバイトしてるならなんとかなると思う
、、、なんとかならなくてもなんとかする！！」
深「お姉さん、そこは俺らに頼ろうね？」
阿「そうだよ」
「うぅ、、ごめん」
渡「んで、お前らこれ3人で片付けるつもりだったの？」
じっと座ったままの体勢に疲れたのか翔太が立ちながら言う
渡「俺ら9人もいながら？
散々すずに頼れって言うわりには
お前らも人のこと言えねーぞ？」
頼られなかったっていうか
｀仲間外れにされたのが寂しい´
みたいな顔で怒る翔太。
深「だってお前ら、怖ぇーんだもん
すずが茜に何かしようもんなら
すぐ走って行って怒ってたじゃん」
渡「ぅっ、、、それはまじでごめんって！
完全に茜のこと信用してたから、、、」
「何回このくだりやるの？もう3人謝るのなし！」
ーーーーー
2022/11/30 22:40
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suttyon(プロフ) - 佐久間くんが好きなピカソさん» いつもありがとうございます。良いような悪いような役にしてしまったので担当さんからこのようなコメントいただけて嬉しいです！ (2022年12月9日 21時) (
レス) id: e426a626de (このIDを非表示/違反報告)
suttyon(プロフ) - 雪姫さん» コメントありがとうございます。最後までよろしくお願いします！ (2022年12月9日 21時) (レス) id: e426a626de (このIDを非表示/違反報告)
佐久間くんが好きなピカソ - コメント失礼します！名前の通り佐久間さん担なので苦しい思いしてる佐久間さんを見てうおおおおって心が揺さぶられました笑少しずつ元の10人に戻っていくのが嬉しくて、茜はどうなるんだろうと続きが気になって仕方ありません笑更新気長に待ってます〜！ (2022年12月5日 21時) (レス) id: 8a09725b52 (このIDを非表示/違反報告)
雪姫 - とてもいい話です。裏切っでも、離れて行っても、話し合いもし、皆で謝り、元の10人に戻って行く。素敵ですね。感動です。続きお願いします。 (2022年12月5日 2時) (レス) @page33 id: 2fedfb09fc (このIDを非表示/違反報告)
suttyon(プロフ) - きらさん» ありがとうございます！楽しみにしててください〜☺︎ (2022年11月30日 22時) (レス) id: e426a626de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：suttyon | 作成日時：2022年11月24日 1時
