19 上城茜 ページ19
ヒ「たつやくんたち、知らないんですか？
上城茜って良いとこの娘なのに出来損ないだ
って言われてること。」
深「え？」
俺らが周りに関心がないだけか
誰かが耳に入ってこないようにしてたのか
そんなことを聞くのは初めてだった。
ヒ「中学の時、うちの学校って中庭に
順位が貼り出されるから
上城さんはいつも下から何番目だーとか
みんなが言っているのを
よく聞いてましたもん。
まぁ、高校に入って勉強してたなら
別かもしれないですけど」
深「茜が成績でSnowManに入ることは
確実に難しいってことか、、、」
この事も含めて全部調べて必ず助けるから
家では思いっきり優しくしてやって。と
ヒロに伝えて解散した。
ーー次の日、放課後
俺と阿部ちゃんは教室に残っていた。
他の７人は遊んでくると早々に帰って行った。
深「ヒロってわかる？すずの弟の」
阿「うん、珍しいね。
その名前が出てくるなんて」
深「いや、俺も最近あって無かったんだけど
向こうから助けてほしいって連絡来てさ」
阿「助けてほしい？なにかあったの？」
一通り、ヒロと話したことを伝えた。
阿「確かに俺らって成績表見たことなかったよね
昔からずっと上位だったし
今更変わるわけないって過信してたっていうか」
深「俺も見たことない、」
すずは、いつも成績がでるたびに
またこの10人でいられるね！って
毎回そわそわしながら独りで中庭に行って
俺らに言っていたけど。。。
深「どっかに過去の成績表ってないかな」
阿「んーーーーー、あっ！」
深「なに？？」
阿「SNSだよ、たまに誰かが写真とって
載っけてるの俺見たことある」
その言葉からTwitterを開いて検索すると
毎回ではないけど中庭で成績の写真を撮って
載っけているアカウントを見つけた。
阿「えーっと、、、」
深「確か、下から数えた方が早いってヒロが。」
阿「まじ？」
その言葉通り、すぐに上城茜の文字は見つかった。
それ以外の成績順もいつも下位ばかりで
11位なんてひとつもなかった。
深「、、、」
阿「あの時、ちゃんと確認すればよかった、、」
深「でもなんで？この成績だと
SnowManには確実に入れないじゃん」
阿「やっぱり茜とすず、何かあるんだよ」
ーーーーーーーーー
11/27 13:58
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 725人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
suttyon(プロフ) - 佐久間くんが好きなピカソさん» いつもありがとうございます。良いような悪いような役にしてしまったので担当さんからこのようなコメントいただけて嬉しいです！ (2022年12月9日 21時) (
レス) id: e426a626de (このIDを非表示/違反報告)
suttyon(プロフ) - 雪姫さん» コメントありがとうございます。最後までよろしくお願いします！ (2022年12月9日 21時) (レス) id: e426a626de (このIDを非表示/違反報告)
佐久間くんが好きなピカソ - コメント失礼します！名前の通り佐久間さん担なので苦しい思いしてる佐久間さんを見てうおおおおって心が揺さぶられました笑少しずつ元の10人に戻っていくのが嬉しくて、茜はどうなるんだろうと続きが気になって仕方ありません笑更新気長に待ってます〜！ (2022年12月5日 21時) (レス) id: 8a09725b52 (このIDを非表示/違反報告)
雪姫 - とてもいい話です。裏切っでも、離れて行っても、話し合いもし、皆で謝り、元の10人に戻って行く。素敵ですね。感動です。続きお願いします。 (2022年12月5日 2時) (レス) @page33 id: 2fedfb09fc (このIDを非表示/違反報告)
suttyon(プロフ) - きらさん» ありがとうございます！楽しみにしててください〜☺︎ (2022年11月30日 22時) (レス) id: e426a626de (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：suttyon | 作成日時：2022年11月24日 1時
